銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

相模浴場(相模原・相模原)

2022-08-13 12:02:00 | 銭湯
#相模浴場
・風変わりな商店街にある
・鮮やかなヒマワリの壁画
・昭和に彩られた空間





JR横浜線
#相模原駅

▲JR相模原駅。ここは相模原市の中心駅だ

▲路線図をみると橋本と町田の間にある


▲エスカレーターでのぼり


▲改札口


▲右側の南口に進む


▲南口を出たらひだりに向かい




▲モニュメントのところまで進み


▲さらに左側


▲階段をおりて


▲真っ直ぐ進む


▲するとゲオが見えるのでここで右折する


▲曲がったところ


▲真っ直ぐ歩き






▲いったんここで左折する


▲すぐに右を歩いて




▲ここで左折


▲直進する




▲西門という謎の短いアーケードがみえてくる


▲そこを通り抜けて


▲出たところ


▲そのまま直進して横断歩道を渡り


▲渡ったら右を向けば


▲相模浴場がみえてくる


▲コロナが収束してないために人数制限をしてるようだ






▲ちなみに相模浴場がある通りは、なんと道路よりも歩道の方が広い


▲道端には、太郎っぽいモニュメントがあるなと思ったら、


▲やっぱり岡本太郎の作品だった


▲到着


下足箱のところで靴を預けて右側に進めば、目の前にロビーがあり、机のまわりをソファが取り囲む。
左側の受付がフロントで、座るのは40代後半あたりの女性。
優しい口調で、若い頃は可愛らしい顔をしていたのではないかと想像させる女性だった。
「貸しタオルありますか?」とたずねると、「小さいのと大きいのがありますが?」と言われたので小さいのをお願いすることに。
「小さいタオルは30円になります」と言われ、合計で520円だった。
タオルと一緒にロッカーの鍵が手渡され、使い終わったタオルは入り口横のバケットに返す。
女湯は左側で、男湯が右側だった。


のれんをくぐると、やや狭い感じの脱衣場だった。真ん中には島ロッカーがあり、今回自分が使ったのは右側のロッカーだった。
全体的に古いのと、やや雑然とした印象を受ける。
ちょっと変わってるのは、サウナの窓が脱衣場側に向いて、その窓の前にテレビが設置してあったことだ。
トイレは外側の横で、和式だった。


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用


浴室の扉をあけて中に入ると、やはり浴室もやや手狭な感じだった。
右手前に先ほどのサウナがあり、真ん中に島カランが並ぶ。左壁のところにもカランが設置してあった。
シャワーは適度な勢いがあって使いやすいのと、サウナの前にある立ちシャワーも問題なし。
ただ、立ちシャワーを使う高齢者が水シャワーを遠慮なく飛ばしてくるので、なんども冷たい思いをさせられた。


出典:相模浴場ホームページ引用


浴槽はL字型で、奥から右にかけて手前にせり出している。
右の手前が水風呂になっており、スペースは2人用の広さ。水温はかなり冷たくて16℃ぐらいだろうか。
その奥が主浴槽で、手前がバイブラ、奥側が寝湯2つと、その横に座湯が2つ並ぶ。水枕はあったが機能していなかった。温度は43℃ぐらいと少し熱めだ。


出典:相模浴場ホームページ引用


そして一番左にあるのが深浴槽で、機能はなにもなし。白湯で温度は41℃ぐらいか。なので長湯する人が多かった。


壁絵はチップタイル絵で、ヒマワリが大胆な構図で描かれている。
上空をトンボが滑空し、夏の終わるを予感させる、華々しさの中に寂しさを滲ませた絵だった。
室内の塗装は、通常の銭湯だと梁の部分が青に塗られ天井などは白く塗られているが、ここは梁部分がグレー。この組み合わせはここが初めてかも。間仕切り壁はピンク色だ。


出典:相模浴場ホームページ引用


出典:神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合ホームページ引用
▲女湯はアジサイらしい


客層はほぼ高齢者で、その中に少し中年と親子が混じる程度。常にお客さんで満たされ、だいぶ賑やかだった。人気のある銭湯と感じた。


受付の女性は銭湯業界の中では比較的若い方で、昭和というよりも平成の人(たぶん昭和生まれだろうけど、平成時代のほうが人生を長く過ごしてきた方)と思うが、銭湯自体が古いためかやはり色濃く昭和の雰囲気を漂わせている。
商店街は特殊な場所で、それらも含めて一度は訪れる価値のある銭湯だ。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 相模原
経路 東南方面
周辺の環境 商店街

●空間演出
建物外観 昭和の建物
壁画・眺望 ひまわりのチップタイル絵
統一感 あり
置物 特になし
照明 ふつう

★設備
休憩所 ロビー
脱衣所 やや狭い
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 水風呂、バイブラ、寝湯、座湯、深浴槽
サウナ あり(200円)
温度 41~43℃
棚 なし
男女入れ替え なし

■サービス
接客 優しい感じ
清潔さ きれい
貸しタオル あり(30円)
備え付け なし

◆人
受付 40代の女性
客層 高齢者や親子

【案内】

住所
〒229-0032 
相模原市矢部1-4-15

電話
042-752-7264

営業時間
15:00〜23:00

定休日
毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)

※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合銭湯ホームページ転載


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2 コメント

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Unknown (rose-tky)
2022-08-13 12:08:45
うわあ ❤️ユーさん❤️相模原ですか?めっちゃ珍しいわあ!大きな街ですね!

これって小田急電鉄も通っている有名な相模原でしょうか?

接客よかったんですね!大事ですよね!

太郎の作品って ナンダろうと思いきや 
岡本太郎さんの作品ですか?めっちゃ奇抜で夜見たらちょっとびっくりしますわあ🫢

もうちょっと普通のモニュメントが良かったわあ!
ユーさん 太郎さんとお友達なのかしら?
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Unknown (southandnorthface)
2022-08-13 15:53:25
@rose-tky モンモンさんへ

最近は東京ばかり行ってるので、自分が住んでる神奈川県をもっと大事にしなきゃ!と思って久しぶりに相模原に行ってきました。小田急の相模原駅とJRの相模原駅っておなじ名前なのにちょっと離れてるんですよね。ほぼ違う場所と言っていいかもしれません。

接客は大事ですね。高齢者のおじいちゃんが懸命に話すのを女性店主が子どもに話しかける感じで対話してて、客とお店の垣根を越えたホスピタリズムを感じました。

岡本太郎の作ったオブジェですが、たしかに夜に見たらビックリするかも!
なんで岡本太郎なのかよくわからないですけど、たぶん設置した当時は岡本太郎がもてはやされていたので、その流行に乗っただけかもしれません(適当)。
ファーストネームで呼ぶのは親しみと尊敬をもった言い方なんです。
岩手県出身の人は宮沢賢治のことを賢治、賢治と呼んでますね。普段はあまりこういう表現はしないのですが、今回は試しに使ってみました。
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