銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

寿湯(東京・蒲田)

2017-06-13 19:27:21 | 銭湯
京急蒲田を降りると、品川方面にむかって左側の道を歩き、下町に入ると寿湯がある。
ちょうど国道15号を隔てた先に大正湯がある位置だ。


▲蒲田駅を振り返る


▲まっすぐ進む


▲川を渡り


▲大きな通りの先に細い道がみえてくる。この先が住宅街






▲寿湯に到着




下足箱のところで靴を脱いでいると、どうも自動扉の感度が高いらしく、開いたり閉まったりを繰り返す。
中に入ると、フロント式で、フロントの手前側には休憩室。年配の男性がテレビを見ていた。


受付には40代半ばぐらいの女性が座っていて、ちょっと変わった感じの人だった。
お金を支払い、目の前にぶら下がっているロッカーのカギを自分で選ぶ。
ロッカーのカギを渡されることはあるが、自分で選ぶのは初めて。
しかしどの番号がどの位置のロッカーになるのかなんて分からないので、適当にチョイス。


のれんをくぐって脱衣場の中に入ると、普通の広さの脱衣場というのか、際だった特徴はない。ただ、ちゃんと掃除されている。


服を脱いで浴室の中に入ると、ここは真ん中に丸い浴槽があって、そのまわりの壁際をカランが取り囲んでいる。
入り口のすぐ左側にサウナと、右側には立ちシャワーがふたつ。


天井は古典的な銭湯の高さで、三階建てぐらいの高さ。ただ、壁画は一切なし。水色で全部塗られていた。
その代わりなのか、タイル絵が飾られていた。


肝心の浴槽だが、けっこう大きくて、しかもキレイ。おそらくここ数年の間に一度、タイルを張り直されているだろう。


浴槽は、大まかに高温槽と低温槽に分かれている。
低温槽は、バイブラが3割ほどで、座湯が同じく3割ほど、それに1割ぐらいなのが電気湯。
その残りのスペースが高温槽だ。


温度は、低温槽が42℃前後。高温槽は45℃ほどと思われる。
その日は久しぶりに肌寒い日で、北海道が6月なのに氷点下になった日だった。
それなので、体が少し冷えていて42℃でも入った瞬間に熱く感じた。
ただ、しばらく入っていれば体が慣れてくるので、そのタイミングで高温槽に入った。


客は、ほとんど高齢者だが、みんな地元客なのか話し合ってる姿が目立った。しかし、人数にして常時4~5人。
蒲田にしては寂しい数かなという気がする。


全体を見渡しても、壁も湯船もかなりキレイだし、よく手入れがされてると思う。
それと、銭湯にしては珍しくシャンプーとボディーシャンプーの備え付けがある。サービスもいい。


問題は蒲田なのに黒湯がないからだろうか?
それとも完全な住宅街の中にあるため、少しアクセスしづらいからか?
そのへんはよく分からないが、銭湯がいい割にはお客さんが少ないという印象の銭湯だった。


【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 京急蒲田
経路 線路沿い
周辺の環境 住宅や小さな八百屋
●空間演出
建物外観 昭和らしい建物
壁画・眺望 壁画はない
統一感 あり
置物 なし
照明 明るい
★設備
休憩所 フロント前
脱衣所 ふつう
シャワーの出 ふつう
浴槽の種類 バイブラ、挫湯、電気湯
サウナ あり
温度 42℃、45℃
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 不思議な感じの人
清潔さ きれい
貸しタオル あり(50円)
備え付け あり
◆人
受付 40代ぐらいの女性
客層 中高年


【案内】
住所
大田区蒲田3−8−6
電話番号
03-3735-9400
定休日
月曜日
営業時間
15:30〜23:45
交通機関
京浜急行線 京急蒲田駅 より徒歩 5分
※太田浴場連合会ホームページ転載




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