銭湯の散歩道

神奈川、東京を中心とした銭湯めぐりについて、あれこれ書いていきます。

最近の寄り道(大阪の街と文化)

2020-08-18 06:32:00 | 日記

大阪いってきたでぇ~



ということで、夏休みを利用してちょっと大阪に行ってきました






そびえ立つ高層ビル群が、田舎者の自分を圧倒します



駅前にある市民の憩いの広場



遊び心あるオブジェは、いかにも大阪らしく感じました





駅ビルの中。スケールの大きさに度肝を抜かされました



東京駅よりも規模は大きいかも。。。



上に続く階段がいつまでもあって





屋上に出ると庭園があります



素晴らしい眺めです。奥には山々が連なっています。帰ったあとで目の前の工事現場から人骨がみつかったというニュースがありました



スカイビルです



駅前は非常に賑やかでした



さっそく天王寺(阿倍野、阿部野橋)にいきます。ここはあべのハルカスや動物園があるところです



大阪駅(梅田)から見て真下にあるところですね


大阪は同じ場所なのに、複数の名前がある風変わりな地域でした。
JR大阪駅と乗り換えできる地下鉄や阪急は梅田駅。天王寺にいたっては、阿倍野=阿部野橋です(阿倍野区にあるのに、阿部野橋の“べ”は、部になります)。
横浜でいえば、JR東神奈川駅に隣接する京急の駅がかつて仲木戸と呼ばれてたのと一緒ですね。
なので、なぜ天王寺にあるのにあべのハルカスという名前なの?というのは、そういうことらしいです。狭義では北は天王寺、南側は阿倍野とか。
よそ者には面倒くさいところです(笑)





駅前に、あべのハルカス。やはり同じアベ繋がりで、“安倍”首相が来たときの写真が飾ってありました



外にでたところ



左にみえるのが通天閣です。右のは大阪城ではありません



暑いので地下にもぐります



結局、地上に出ます。天王寺公園



最近はやりの複合施設の公園です





振り返るとあべのハルカスがみえます



天王寺どうぶつえん



通天閣が近くにみえます



その通天閣を目指してしばらく歩くと、新世界に到着



夕方近くは閑散としてました



左が通天閣とありますが、右に行ってもいけます



レトロな映画館がありました



そして通天閣



足下



その横には銭湯



なぜかキリンの置物が…


通天閣から道頓堀をめざします




途中にカップラーメン専門店



そこから暫く歩いていると






アニメイト



メイド喫茶



変わり種Tシャツ



コスプレ



メイド喫茶のコスプレをしたお姉さま達がビラを配ってました








まさか大阪に来たら、秋葉原があるとは思ってもみませんでした

そして丸井の先に進むと、




商店街の中に入っていきます





コロナの影響を微塵も感じさせないすごい人だかりでした





その商店街を抜けた先に







有名な道頓堀です



みんなのイメージする大阪がここにあります



派手さを競ったデコレーション。まさに大阪を象徴する景観です



大阪のソウルフードといえば、たこ焼き





くいだおれ太郎氏


そしてお約束のたこ焼き食べました!




大阪で今一番人気があるとされる「わなか」のたこ焼きです。ネギ、マヨネーズ、踊る鰹節

いつも食べる「銀だこ」とどう違うのか味音痴の自分が解説したいと思います


みなさんご存じのとおり銀だこは、外がカリカリで中がトロトロなのですが、わかな(いわゆる大阪のたこ焼き)は、外がフワフワで中がトロトロです。

それと中のタコがすごく柔らかい!
銀だこは、弾力があっていかにもタコ食ってる感がありますが、わかなのたこ焼きは、えっ、ほんとにタコ入ってるの?というぐらい柔らかい。
これは好みが分かれると思いますが、個人的には柔らかい方が美味しかったです。
くわえてわかなは、ダシの旨味が強く感じられました。より和風な味わいです。
値段は、わかなが500円。銀だこは、590円ぐらい。大阪だとたこ焼きは一般的に300円ぐらいらしいのですが、観光客向けのお店なのか東京価格と変わらなくてガッカリでした!
でも、No.1を掲げるだけあって、とても美味しかったです(銀だこも美味しいです)。


もう一つ東京と比較したいのが、こちら




大阪へ行った人ならばかならず直面するであろうルールの違い。
エスカレーターはどちらに立てばいいのかという問題です。
昨今は、エスカレーターは歩かず立つのがマナーとされてますが、現実には急いでいる人もいるので片方をあけるのが各地共通の文化となっています。
東京に限らず、ほぼ日本全国では左立ち「右空け」が主流なのですが、大阪は逆の右立ち「左空け」となっています。
なので、大阪で慣れた後に横浜に戻ると頭が混乱します(笑)

なぜ大阪と東京(ほぼ全国)は左右が異なるのか。

インターネットで調べてみると、諸説あるのですが、確実にいえるのは阪急梅田が左空けをアナウンスしていたということです。
東京の場合は、自然発生的に生まれたそうです。
では、なぜ自然発生したマナーが右空けになったのか?

個人的に思うのは、右利きの人が多いからではないかと思います。

エスカレーターを観察してみると分かるのですが、「止まってる人」、「歩いている人」は基本的に手すりに掴まっていません。
しかし「走る人」はほとんど、手すりを掴まります。
動いている階段を走るわけですから、ちょっとした危機意識がある。
その時に掴まる手は力が入る利き腕の方がいいわけです。
改札口は、右利きを前提にした作りになっています。
このようなに考えると、急ぐ人にとってどちらが空いてれば合理的かと言えば、大半の人は右側になるのではないでしょうか。

一説によると、大阪が左空けなのは、大阪万博のときにアナウンスされていたのが左空けだったからとも言われています(ヨーロッパでは左空けが主力だったので、それに倣った?)。そうした影響が後々に阪急梅田にも及び、今の日本ではほぼ大阪だけが左空けというガラパゴス文化が生まれたのかもしれません。