FUNKなLiveアルバム #7 (#578)~P-Funk Earth Tour

2010年04月12日 | FUNK


最近のFUNKファン的には【FUNKなLiveアルバム】と言うタイトルの割に、このアルバムがずいぶんと後回しになっていると思ってる方も多いと思う。FUNKの神様であるJames Brownも登場していない(笑)!JBに関してはあまりにLiveアルバムが多すぎてどうにも1枚に絞れたものじゃない(爆)からね。


Parliament - Live : P-Funk Earth Tour


あれほどFUNK!FUNK!と言ってる割にはなぜ?と思われるだろう。しかし今でこそHip-Hopの興隆でサンプリングされまくったおかげで神様並みに評価されているが、当時彼らは完全に異端児扱いであったのだ。私はBootsy's Rubber BandやParliamentは好きであったが、Westbound時代のFunkadelicはあまり好きではない。Rock的アプローチとサウンドコンセプトが上手くかみ合っていない気がして仕方ない。実験的と言えばそれまでだが、過大評価されていると言うのが正直なところである。

しかし、しか~し、この【Live : P-Funk Earth Tour】は全く持って別格なのである!

そんなこともあってこのアルバム、実際に聴き込んだのは90'sに入ってから。二枚組は高かったこともあり、よっぽど欲しくなければ手が出なかったのがその理由...

貧乏であったのだ(笑)。

そんなわけでLPじゃなくてCDで所有しているのでCD表記で行きます。

P-Funk Earth Tour


1. P-Funk (Wants to Get Funked Up)
2. Dr. Funkenstein's Supergroovalisticprosifunkstication Medley
3. Do That Stuff
4. Landing (Of the Holy Mothership)
5. Undisco Kidd
6. Children of Productions
7. Mothership Connection (Star Child)
8. Swing Down Sweet Chariot
9. This Is the Way We Funk With You
10. Dr. Funkenstein
11. Gamin' on Ya!
12. Give Up the Funk (Tear the Roof off the Sucker)
13. Night of the Thumpasorus Peoples


当時の新譜である【The Clones Of Dr. Funkenstein】と前作の【Mothership Connection】からの選曲が中心であるが、このアルバムに関しては生で見ないとわからない部分も多々ある(笑)。とにかく会場の盛り上がりが尋常ではない(笑)!特にMothershipが降りて来るところなんかは噂には聴いていたが、我々にとってしばらく謎であったのだ。当時は当然youtubeも無ければVideoだって出ていなかった。海賊ビデオ屋に行って3,000円~4,000円出して購入、死ぬほど画像が悪かったが、しかし神棚に飾るほどありがたかったのは言うまでもないだろう。


未だ持ってない方には買って聴いてもらうのが一番だが、いくつかyoutubeを貼り付けておこう。



まずは1曲目『P-Funk』

P-Funk (Wants To Get Funked Up) - Parliament (1975)



お、これこれ!Mothershipが降りて来るぞ(笑)。

Parliament - Dr. Funkenstein 1976 Promo Film/Music Video-Casablanca Records



お、これはLiveバージョン、もちろんMothershipも登場するぞ。

Parliament - Dr. Funkenstein



このGeorge Clinton(P-Funkの総帥)のイカレた動きに注目(笑)、まさにFUNKなムーブである。

Liveの後半でモリモリ盛り上がる曲『Give Up The Funk』だが、最近のLive映像しかなかったので、スタジオ版をどうぞ!

Parliament - Give Up The Funk




これ以上見たい方はどうぞyoutubeを検索して続けて見て下さい、そしてこのアルバムは必聴ですからね~!


なにしろParliamentのVocal陣、GuitarのEddie HazelやGlenn Goinsが健在であり、Fred WesleyやMaceo Parkerも参加している絶頂期の音である。


改めてJerome BraileyのGrooveは凄いなあ!








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4 Comments

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Unknown (chanpara)
2010-04-14 13:05:30
Funkadelicに対する印象まったく同じです(笑)

ギターがギュインギュイン陶酔のソロって私、大嫌いな上で‥(汗)

Warner Bros(でしたっけ)に移ってからの
One Nation Under A Groove
特に Knee Deepは大好きです

でも歳をとったせいか、P-FUNK i-podでも聞かないなあ
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>chanparaさん (hidekichi)
2010-04-14 22:08:49
ぎゅいんぎゅいんいっててもJimi Hendrixならいいですが、下手物感があってねえ(笑)...

私もOne NationやKnee Deepは大好きですよ。

歳食って来ると、このあたりのHeavy FUNKはヘッドフォンじゃやばいですよね(笑)。
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待ってました! (1-SHOW)
2010-04-19 01:00:03
もう、FUNKなLiveアルバムが始まってから、今か今かと、このアルバムの登場を待っていました。

私にとっては、神々しい存在です。

あ、でも、hidekichiさんと同じで、Funkadelicは、あんまり聴かないんですけどね。
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>1-SHOWさん (hidekichi)
2010-04-20 12:56:19
お待たせしました。

誰もが待っていると思ったので、逆にいつ出そうかとタイミングを計ってました(笑)。

1-SHOWさんにとってはバイブルのようなもんなんじゃないでしょうか?
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