＜マンション賃貸借訴訟＞
更新料は「有効」…最高裁が初判断
島根県ではあまりなじみのない更新料・・・・
でも我々の業界、特に全国的にはかなり注目された裁判でした
都会の方では更新料が当たり前の様に認知されており
管理会社、借り上げ会社、オーナーなど収益源の大きな一つに
なっているのも間違いありません。
当社としては更新料という名目では一切授受はありませんが
一部、松江市でもそういった形で徴収している所もあります。
今回の最高裁の判決というのはこれからの賃貸市場にひとつの
方向性を示したことは間違いありません。
賃貸市場・・・とりわけ借地借家法などまだまだ矛盾というか
曖昧というか、よくわからないことが結構あります。
そして消費者契約法なるものが関係してきて我々業者としても
対応に苦労していることがまだまだあります。
不動産業者としては貸主側、借主側のどちらか一方を支持する
わけではありません。あくまでも中立な立場で法律や慣習、事例
に従って決定解決していくしかありません。
私が思うにどんな立派な法律ができても、その抜け道を探す人
また解釈の仕方が個々にそれぞれ違うということもあり結局は
様々トラブルはなくならないと思います。
それからほんの一部の悪質な事例などがあるとその基準に合わせて
法律や、規制などが決まっていく。
善良にまじめにやっている業者、個人がそれによって振り回される。
なんともおかしな社会だとつくづく思います。
そんな今日この頃でした。
