日向の夢

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26冊目:ヘッジファンド 世紀末の妖怪

2008年04月26日 23時29分36秒 | 

モンハンのことしか書くことがない=充実している、な日向です。こんばんは。
PSPを買ったおかげで、久しぶりに「ゲームもっとやりたい! でも時間がっ!」という状態になっています。幸せだな~。

そんなモンハンは、イャンガルルガを倒して、モノブロス亜種を倒して、というところ。そのほかの時間は、防具を変えようと思い立って試行錯誤してました。

イャンガルルガは割とすんなり狩れたのですが、モノブロス亜種にはとんでもなく手こずり、タイムアップ一歩手前まで行きました。ふ~、危ない危ない。

防具のほうは、最初ギザミ系で・・・と考えるも、一式そろえる直前で望んでたスキルが発動しないことに気づくというヒドイ体たらく(防御力は魅力的でしたが)で、結局女性剣士専用の蝶っぽい装備に落ち着きました。全部ではなく胴、腰、脚だけですが。そこにエビの腕をつけてなんとか回避性能+1をつけました。水と氷に随分と弱くなっちゃいましたよ・・・。しかも、防御力も160程度・・・。しばらく使うとして、強化しておきますかねぇ。




ヘッジファンド―世紀末の妖怪 (文春新書)
浜田 和幸
文藝春秋

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今日の読書はコチラの本。

もはや世界経済をこの単語抜きには語れなくなっている昨今。まだまだ勉強不足ということで古本屋で手に取ったのですが、う~ん、正直なところ期待はずれだったなぁという感じです。

ヘッジファンドが引き起こした(と言われている)アジア通貨危機などの解説があり、その後のホンコン、韓国での事件・ロシア危機にも言及しているのですが、どうも入り方が唐突で、最初に「ヘッジファンドとは何か」とか「何が目的だ」ということにふれてくれませんでした。いきなり出来事から入っていて、文章構成に難ありかなと思います。

また、タイトルが「ヘッジファンド」といういたくシンプルで、ゆえに「ヘッジファンドについて包括的な話をしている本」かな、というイメージを持ったのですが、中身を読む限り適切なタイトルとは言えません。

というのも、代表的ヘッジファンドである「クォンタム・ファンド」を率いるジョージ・ソロスという人物へ大分傾倒しているのです。

ジョージ・ソロスという人名がこれでもかというくらいに文中に出現するだけでなく、2章を丸ごと使ってそのジョージ・ソロス氏の出生からの足取りを書いています。あの内容なら、「ジョージ・ソロス」というタイトルにしたほうがまだしっくり来るかもしれません。

また、ソロス氏が率いる「クォンタム・ファンド」や関係する慈善団体、それらが推進する麻薬合法化キャンペーンなどにもかなりのページ数を裂いています。無駄とは言えませんし、「クォンタム・ファンド」を知るには良い材料かと思いますが、やはりヘッジファンド全体のことや、それらが経済にどういった形で影響を及ぼしているのかを詳しく知りたい人には向かない本でしょう。

これならば、まぐまぐから登録することで読める「ビジネス知識源」というメールマガジン(月1回ほどの不定期配信で、かなりの長文。しかし、主に世界経済について非常に勉強になる)のほうが為になるかと。前述のアジア通貨危機、ロシア危機とLTCMの破綻についても、そちらのほうが詳しく分かりやすい解説をしていました。


ということで、珍しく批判中心になりました。タイトルのつけ方を間違うのは中々の大事だということですかね。