Snowmint

Ca m'est reste dans l'esprit.

おすそわけ

2006-05-28 | BOOK
待ち合わせをしていた友人から、30分ほど遅れると、mailが入った。
どこかでお茶を飲みながら待とうと思ったが、今日は文庫も持っていない。
一人でカフェに入るには、なんとも手持ち無沙汰だ。
そこでぶらりと駅中の本屋に入った。
人待ちの暇つぶしになるようなものがいい。
ぱらぱらと眺めて楽しいものを探す。
しかし、ムックは今まであった物の焼き直しのようなものばかりで、欲しい物が見つからない。
料理本もありきたりだと諦めていたら、おもしろそうなものが目に付いた。
小野藤子著「おすそわけおふくわけ」
よかったらどうぞと、親しい友人に手渡すような、手作りのちょっとしたもの。
梅のりつくだ煮、野菜のふりかけ、葉わさびのしょうゆ漬け、ちりめん山椒、牛肉のしぐれ煮、鮎の有馬煮、昆布のつくだ煮、ぬか漬け、味噌漬け、からすみ、干し柿、梅干し・・・と、
旨そうなご飯の友が並ぶ。
おすそわけとは福を分けるという意味もあるらしい。

しかし、遅れて来た友人に本を見せると、
「他人の手作りの海苔のつくだ煮は食べたくない」と言う。
まぁそうだね。私もそうだ。
だからね、自分が食べるために作るんだよ、と言った。

おすそわけ おふくわけ

文化出版局

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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
ごめんよ~ (遅れて来た友人)
2006-06-01 10:20:19
遅れてたのに文句言ってごめんよ~

マリさんが作ったのならいただいても嬉しいだろう…

なんてったって、マリさんは私の食の師匠の一人だから…

※週に3回はマリさんのご飯を頂いてます♪美味しいです♪いつも美味しいご飯ありがとうごさいます♪※

それに…

「おすそわけ おふくわけ」ってタイトルはとっても素敵

マリさんに限らず、料理が旨い人からだったら多分嬉しいと思う…

だけど…

本には何か反感を持ってしまった。

それは…

以前辛いめにあった事が度々あって…

だって「ふく」じゃなくて「キテレツ」を分けてくれる人がいるんだもん…

「プロから教わった」と豪語なのしをつけた『毒・キムチ』とか

「健康の為に良いから飲みなさい」と言われた『死ぬほど甘い・紫蘇ジュース」とか…(以下省略)

あっ…砂の入った岩のりの佃煮もかなり痛かった…な





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久々に爆笑した (mari)
2006-06-01 18:50:16
辛い思い出があったのね(笑)



お寺の梅、ちょっと狙ってるんだけど。だんだん大きくなってきたでしょ?

梅雨前に収穫したいな・・・
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