
「お土産だよ」と手渡されたものは、ずっしりと重かった。
包みを見て、思わず
「岡埜だ!」と、大きな声を出してしまった。
昼を食べたばかりだというのに待ちきれず、ひとつ手に取る。
うっすらとついた焦げ目が、おいしそう~。

割って食べるか、そのまま頬張るか?
もちろん、そのままかぶりついた。
粉だらけになりながら・・・。
皮は薄く柔らかで、少ししょっぱめ。それに、さらりとした餡子。
お腹は一杯のはずだったのに、あっという間に、完食。
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