友人に勧められて読みました。
ユダヤ人精神分析学者がナチス強制収容所での体験を綴った物ですが、ありきたりの体験記ではありません。
心理学者として、収容所の様々な人々の心理状態を分析していくのです。
初版は1956年。すでに読まれたことのある方も多いと思いますが、これは改訂版です。
訳者も霜山 徳爾氏から、池田香代子氏に。
生きていることの意味について考えてしまう時がある。
それはもうやめよう。
誰も自分の苦しみの身代わりになってはくれないのだ。
生も死も苦しみも幸福も、すべて受け入れて生きていくしかない。
生きるとは、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならないと、この本は教えてくれる。
ユダヤ人精神分析学者がナチス強制収容所での体験を綴った物ですが、ありきたりの体験記ではありません。
心理学者として、収容所の様々な人々の心理状態を分析していくのです。
初版は1956年。すでに読まれたことのある方も多いと思いますが、これは改訂版です。
訳者も霜山 徳爾氏から、池田香代子氏に。
生きていることの意味について考えてしまう時がある。
それはもうやめよう。
誰も自分の苦しみの身代わりになってはくれないのだ。
生も死も苦しみも幸福も、すべて受け入れて生きていくしかない。
生きるとは、生きることの問いに正しく答える義務、生きることが各人に課す課題を果たす義務、時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならないと、この本は教えてくれる。