まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

七年間の世界経済

2011-05-16 20:23:25 | 経済

七年間の世界経済 5/16

掲載日:2008年4月21日

 

アメリカ合衆国の傲慢

米国は石油資源を戦略的利権と考え、ブッシュ等個人系財閥も含めた限られし人達によって自己の金銭欲を満たす事を主目的として、国家の運営が為されて来ました。

 

また米国は世界平和と称して戦争を仕掛け、石油利権を手中にしつつ、その反面石油利権による世界の指導者足らん事を欲し石油に替わる代替エネルギーの開発を遅らせ、京都議定書に見られるが如く、一貫して石油使用の減少に反対して来ました。

 

その米国に犬の如く追従したのが我が国です。米国は有りもしない戦争をでっち上げ、数十万人の非戦闘員の命を奪った訳です。

 

我が国は憲法違反までして、その戦争に参加し、経済的には米ドルを買い続ける事で、米国と供なる衰退への道を選択したのです。

 

二十一世紀の世界経済

米国が石油利権獲得に躍起となり、戦争による国力衰退を欲していた間に、米ドルは対ユーロに対して、僅か七年間で七割も差を付けられてしまいました。つまり米ドル圏の人間がユーロ圏で買い物をする場合、僅か七年前には100ドルで買えた物が今では170ドル払わねば為らない訳です。

 

ちなみに日本は七年前に1ユーロ90円でしたが現在では1ユーロ160円であり、同様に七割も差を付けられてしまっています。

 

米国と日本が世界の潮流に逆行し供なる衰退を望んでいる間の「つけ」は多大なる物があります。

米国と日本は共に経済破綻寸前であり、その間に暗躍する投機マネーにより、原油価格、穀物価格はこの数年で数倍高騰し、日本国民の生活もこれよりさらに深刻なる影響が生じます。

 

我が国政府は今直ぐ、利権、天下りへの税金の完全なる支払い停止を実行せねば為りません。また集めた年金、医療保険のザルに溜めるが如き、組織的横領を続けては為りません。

 

欧州では代替エネルギーの開発に熱心です。例えばフランスでは必要電力以上の原子力発電を行い、余った電力を他国に売っているくらいです。また太陽光発電でも日本はドイツに追い越されてしまいました。

 

我が国の政治家、官僚達が自己の利権確保にうつつを抜かし、日本国を駄目にしている現状を黙って見ている余裕など私達には残されていないのです。

 



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