![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d9/ff17a2871c92c10f518e98733596604e.jpg)
昨日も現場に行ってロープウェイの動画を撮影して、滑走系のページを更新しました。滑走する遊具の代表はロープウェイですが、ワイヤーロープを使って滑走するので進行方向は直線に限られます。何とか左右に振らせることは出来ないだろうか、と考えて開発したのが「レールウェイ」です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/33/fc880dea2425c2c10fdcadd2ccf9cb9c.jpg)
念のために断面図を挙げますが、パイプはφ48.6mmを3本使っています。120mmの間隔をとることで、1スパン4mの剛性を確保しています。傾斜角度の設定は、工場に試作のレールを設置してウエイトをぶら下げたトロリーの落下時間を計測して転がり摩擦の測定値から決定しました。この時のウエイトは麻袋に入れた鎖だったと記憶しています。
最初のモデルは宇都宮に納め、上手く動作して嬉しかったことを覚えています。その後、周回タイプを考えて提案したのが旧城端町さんで、採用の運びになりました。
やはりユニークな看板はこの遊具の勲章でもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/43/a77c9822e4e6af65630e20467abb2419.jpg)
レールウェイのここがポイント(注意)
この世は楽しいものほどやたら危険がひそんでいます。このレールウェイもよく似たもので、楽しさ(スリル)イッパイです。
「危ないことは危ない」と判断できるオトナになるためにも、注意書きをよく読んでからお楽しみください。
・「入り口はここしかありません」良い子は良いオトナに育ちます。順番に並んで一人ずつ。ここでは、協調性を学び
ましょう。聞き分けのないお子様には「カンダタのくもの糸」をお勧めします。
・遊びたい気持ちはみんな一緒。「一回乗ったら次の人へ」にんなの遊具であり、公共施設とは何かを学びましょう。
・オトナになった時、再びふるさとにUターンするように、「入り口からスタートしてまた、戻ってきてください」
・人生、まっすぐ進めればいいんですが、途中左右にゆられます。一度つかんだ幸運は離さない。「つかんだロープは
しっかり握ってとばされないように」ただし、ロープが濡れている時は滑る事がありますので使用しないで下さい。
・「自分が遊んでいるとき以外に入らないでください」友達や兄弟をあたたかく見守りましょう。
では、楽しいひとときをお過ごしください。再び元気に遊びに来てくれることを、心からお待ちしています。
いつまでの遊び心を持ったオトナに育つように。
城 端 町
------------------------引用終わり------------------------
担当の方は芥川龍之介の作品がお好きだと言うことが分かります。文学碑でもないのにすばらしいですね。
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念のために断面図を挙げますが、パイプはφ48.6mmを3本使っています。120mmの間隔をとることで、1スパン4mの剛性を確保しています。傾斜角度の設定は、工場に試作のレールを設置してウエイトをぶら下げたトロリーの落下時間を計測して転がり摩擦の測定値から決定しました。この時のウエイトは麻袋に入れた鎖だったと記憶しています。
最初のモデルは宇都宮に納め、上手く動作して嬉しかったことを覚えています。その後、周回タイプを考えて提案したのが旧城端町さんで、採用の運びになりました。
やはりユニークな看板はこの遊具の勲章でもあります。
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レールウェイのここがポイント(注意)
この世は楽しいものほどやたら危険がひそんでいます。このレールウェイもよく似たもので、楽しさ(スリル)イッパイです。
「危ないことは危ない」と判断できるオトナになるためにも、注意書きをよく読んでからお楽しみください。
・「入り口はここしかありません」良い子は良いオトナに育ちます。順番に並んで一人ずつ。ここでは、協調性を学び
ましょう。聞き分けのないお子様には「カンダタのくもの糸」をお勧めします。
・遊びたい気持ちはみんな一緒。「一回乗ったら次の人へ」にんなの遊具であり、公共施設とは何かを学びましょう。
・オトナになった時、再びふるさとにUターンするように、「入り口からスタートしてまた、戻ってきてください」
・人生、まっすぐ進めればいいんですが、途中左右にゆられます。一度つかんだ幸運は離さない。「つかんだロープは
しっかり握ってとばされないように」ただし、ロープが濡れている時は滑る事がありますので使用しないで下さい。
・「自分が遊んでいるとき以外に入らないでください」友達や兄弟をあたたかく見守りましょう。
では、楽しいひとときをお過ごしください。再び元気に遊びに来てくれることを、心からお待ちしています。
いつまでの遊び心を持ったオトナに育つように。
城 端 町
------------------------引用終わり------------------------
担当の方は芥川龍之介の作品がお好きだと言うことが分かります。文学碑でもないのにすばらしいですね。
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>「再びふるさとにUターンするように」のくだりはいかにも地方の町という雰囲気です。けれども、むぎや祭りや曳山祭りなど歴史文化を若者がすすんで継承している点では「おわら風の盆」で有名な八尾町にも負けないだろう、と仕事で10年近く富山に暮らしたころ感じていました。つまり、意外と若者の流出率は低いのではないのでしょうか。今ではこんな楽しい公園があるし(?)。
群馬は東京に近すぎるのでしょうか。3人の子ども達は全て東京に流出してしまいました。今日は長男が一時帰省しますが、東京で学業を終えたら暫くは群馬に戻らないでしょう。地方の良さもお江戸の生活で気がつくはずです。