271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

もみじ(鶏足)に挑戦

2010-08-22 04:52:06 | 博物
読売TV制作の「秘密のケンミンショー」は家族でよく見る番組です。8/12と8/19の放映では我がG県が取り上げられました。他県ではすっかり廃れてしまった葬儀における「新生活運動」は私も意識したことが無かったので蒙を啓かれた思いです。しかし或る事実を針小棒大に報道する姿勢は改めて欲しいと思います。
昔は群馬県はギャンブル王国だったかも知れませんが、高崎競馬は既に廃止され、前橋競輪の場外車券売り場も無くなり、伊勢崎オートの廃止も秒読み段階だと思います。ましてや転勤してきた社員をギャンブルに誘う上司はまずいません。
群馬県は鹿児島に次いで養豚が盛んで、豚肉文化圏ではありますが、来客に豚肉のすき焼きを供することは絶対にありません。

さて本題です。この番組でもみじ(鶏足)を食べる大分県民が紹介されたことがあります。ちょっと調べると、大分県でも日田地方の郷土食であることが分かりました。ここ日田は大学時代の同級生が住んでいた土地でもあり、私も数回訪問したことがあります。しかし彼は私にこの「もみじ」を食べさせてくれたことはありませんでした。その理由も理解できます。
大泉のブラジルスーパーでこの鶏足が売られていたので、いつかは料理して食べようと思っていました。先日のこと「祖母」のお供で近所の肉屋に出かけた折にこの「もみじ」を見かけました。店の人に尋ねると、ラーメン屋がスープの材料として購入するそうです。後日、この部位と「豚バラ軟骨」を購入して冷凍庫に保存しておきました。
ネットでもみじの調理法を調べ、昨日実行しました。参考にしたのは「レシピサイトぷちぐる」です。まずもみじを解凍して本数を数えると15本ありました。単価は10円以下ですね。

水洗いして、爪を中華包丁でカットします。カットする爪は1本当たり4本です。包丁に体重をかければ簡単に切断することが出来ます。

次にもみじを茹でこぼします。

鍋にもみじを入れ、水を張ります。ここにネギ、ニンニク、生姜、トウガラシ、八角を入れて七輪でゆっくり加熱していきます。1時間ほど加熱したら、醤油、酒、みりんを入れてさらに煮込んで行きます。この段階で八角は取り出した方が良いでしょう。私が目を離した隙に「祖母」が砂糖と酢を投入していました。

仕上がりです。プリプリしてなかなかいける味に仕上がりました。味の仕上げをした「祖母」も美味しいと言う。しかし見た目でハハは食べようとしません。
近所に住むYさんと従兄弟にもおすそ分けしました。二人とも飲兵衛で、このもみじの煮込みは好評でした。従兄弟からは「塩味で」というリクエストがありました。研究してみよう。
三隈川を眺めながら伝統的な味付けのもみじを食べてみたいと思ったのでした。

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