赤城山の南麓に位置する嶺公園は芳賀地区(旧勢多郡芳賀村の嶺・小坂子・金丸・鳥取・小神明・五代・端気の字を言う)に住む私たちには親しみのある公園です。広さは77.9haと広大で、元々墓地公園として計画されました。園内には尾根と谷が混じり、この地形を利用して墓地が目立たないように配置されています。前橋の中心街の区画整理によって市内にあった墓地がここ移されたため、春と秋の彼岸、旧盆には渋滞が起こることもあります。地図によって公園の位置を示します。
前橋市内から緩やかな坂を上って行くと、嶺公園の入り口に至ります。道路の向かい側には石材店が営業しています。
入り口を入ると右側に管理事務所があり、直ぐに左に曲がる林間の道を下ると池が見えます。「木の体験広場」と看板が立っていますが、利用者は決してこう呼びません。単に「釣り池」です。釣り好きな有志がこの池にヘラブナを放流したはずですが、見ているとクチボソ(モツゴ)ばかりヒットしています。夏になるとウシガエルの大合唱となります。でものんびりするには良い場所です。
来た道を戻り左に曲がって堰堤の上の道を行くと駐車場とトイレがあります。風の強い冬や春先は凧揚げのベストスポットになります。ここに車を止めて水の広場で遊べます。goo地図の航空写真でこの広場の一部を示します。
真ん中の丸い池にはロープでコースを固定したイカダあり、子どもなら二人乗って船頭さん気分が味わえます。
この画像を処理していたら、ふと思い出したのが18年ほど前の画像です。
今では社会人となった長女と大学院に通っている長男の遊ぶ姿です。懐かしいです。
トイレの隣には幅の広いポリエチレン製の滑り台があり、これも航空写真から見分けることが出来ます。滑り台の周りの地面が減っていることから良く遊ばれていることが見て取れるでしょう。
池の傍には何やら妙な形状の多面体遊具がありますが、これはケルビン14面体を採用した遊具の一号機です。前橋市のご厚意でここに設置することが出来ましたが、当初は別の場所にありました。
ここにはまだ一号機が二つあり、ひとつは超高分子量ポリエチレンを使った滑り台(グリッサンド)です。最初の製品なので現行品とは1スパンの長さが2.25mと長く、またフレームもレーザーでカットした鋼材を使っていません。しかし滑面のレールは15年以上経過していますが、まだまだ使えることが実証されています。
ローラー滑り台の線形にクロソイド曲線を採用した一号機も池から少し上がった斜面に設置されています。この滑り台を設計するための数値計算や溶接治具の製作に苦労したことも楽しい思い出になっています。ここは私にとっての技術の実験場なのです。
嶺公園は広いので続きがあります。
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入り口を入ると右側に管理事務所があり、直ぐに左に曲がる林間の道を下ると池が見えます。「木の体験広場」と看板が立っていますが、利用者は決してこう呼びません。単に「釣り池」です。釣り好きな有志がこの池にヘラブナを放流したはずですが、見ているとクチボソ(モツゴ)ばかりヒットしています。夏になるとウシガエルの大合唱となります。でものんびりするには良い場所です。
来た道を戻り左に曲がって堰堤の上の道を行くと駐車場とトイレがあります。風の強い冬や春先は凧揚げのベストスポットになります。ここに車を止めて水の広場で遊べます。goo地図の航空写真でこの広場の一部を示します。
真ん中の丸い池にはロープでコースを固定したイカダあり、子どもなら二人乗って船頭さん気分が味わえます。
この画像を処理していたら、ふと思い出したのが18年ほど前の画像です。
今では社会人となった長女と大学院に通っている長男の遊ぶ姿です。懐かしいです。
トイレの隣には幅の広いポリエチレン製の滑り台があり、これも航空写真から見分けることが出来ます。滑り台の周りの地面が減っていることから良く遊ばれていることが見て取れるでしょう。
池の傍には何やら妙な形状の多面体遊具がありますが、これはケルビン14面体を採用した遊具の一号機です。前橋市のご厚意でここに設置することが出来ましたが、当初は別の場所にありました。
ここにはまだ一号機が二つあり、ひとつは超高分子量ポリエチレンを使った滑り台(グリッサンド)です。最初の製品なので現行品とは1スパンの長さが2.25mと長く、またフレームもレーザーでカットした鋼材を使っていません。しかし滑面のレールは15年以上経過していますが、まだまだ使えることが実証されています。
ローラー滑り台の線形にクロソイド曲線を採用した一号機も池から少し上がった斜面に設置されています。この滑り台を設計するための数値計算や溶接治具の製作に苦労したことも楽しい思い出になっています。ここは私にとっての技術の実験場なのです。
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