アートな製品（その１）

うちの工場は専ら遊具を製造していますが、たまにアーティストから作品の依頼が舞い込むことがあります。アーティストはお金が豊かではないのが普通ですから儲かる仕事にはなりません。でもたまにはしても良いと思ってお引き受けしました。またアーティストはわがままであることも普通です。可能な限りご要望にはお答えする積りですが、製作不可能な場合は「出来ないからこうして下さい」とはっきり申し上げます。また作品が倒れないとか、安全面は譲れません。
工場の定盤の上に君臨しているのは白川昌生さんの作品で、まだ製作途中です。この二つのリングの中にスノーボードを多数並べて展示するのです。さて展示会ではどのように見えるでしょうか。展示会の様子もこのブログで取り上げる予定です。

これも白川さんの作品でもう10年位前になりました。円と長方形をモチーフとしていますが、苦労したのは美しく錆びさせることでした。今回も錆びさせるのかなぁ。
私もずっと昔に「月刊公募ガイド」で見て、立体作品を応募したことがありました。企画書を送ったら入選し、製作費を頂き、模型を制作したことがあります。優勝は出来なかったのですが、副賞に一眼レフのカメラを獲得しました。

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(07/06/20追記)
今日の午後、白川さんが来社され、ボードを差し込んで仕上がりを確認して頂きました。来月には前橋公園に展示されて、この作品の前でライブもあるのです。その時は私もＤＶカメラを持って出かけることにしましょう。