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スマートフォンからのインターネット利用者、2015年冬にはPCを超える可能性

2015-06-10 | 徒然なるままに

http://www.netratings.co.jp/news_release/2015/05/Newsrelease20150526.html

スマートフォンからのインターネット利用者、2015年冬にはPCを超える可能性 ~ ニールセン、最新のインターネット利用状況を発表 ~

 

PCからのネット利用者は5,100万人程度で横ばいに推移
1日あたりのインターネット利用時間はスマートフォンの1時間48分に対し、PCは53分

- 2014年度、スマートフォンからのネット利用者数は19%増加し15年4月で4,800万人に

- PCからのネット利用者は5,100万人程度で横ばいに推移

- 1日あたりのインターネット利用時間はスマートフォンの1時間48分に対し、PCは54分

性年代別では、2014年での若年層の増加率は低下し、代わって高年齢層での伸長率が高くなっていました。最も増加率が高かったのが「50代以上の女性」で57%増加(112万人増:2015年4月で309万人)、次いで「50代以上の男性」で32%増加(155万人増:2015年4月で646万人)となっていました。

図表1: インターネット利用者数 25ヶ月推移

20150526_01.jpg 

Source

性年代別のスマートフォンからのインターネット利用時間では、「29歳以下の女性」が最も利用時間が長く、1日あたり2時間24分利用していました。次いで「30代の女性」の利用時間が長く、1時間52分となっていました。全体では、女性が男性よりも長く利用する傾向があることが分かります(図表3)。

20150526_03.jpg

 Source

最後に、カテゴリの利用状況に目を向けると、2014年にスマートフォンからの利用時間が最も増加したのは、動画や音楽、ゲームなどが含まれる「エンターテイメント」カテゴリで、2015年4月では前年同月と比べると月間3時間13分の増加となっていました。特にゲームの利用時間の増加が、このカテゴリの増加の主要な要因となっています。またEmailやLINEなどが含まれる「コミュニケーション」カテゴリについても月間1時間16分の伸びとなっていました。

当社、エグゼクティブアナリストの中村義哉は次のように述べています。『スマートフォンは若年層への普及が一段落して高年齢層へと普及する段階に入りました。人口を考えるとパイは大きいですが、画面の大きさやリテラシーの問題も相まって、その普及スピードは若年層の場合と比べてスローです。しかしながら、現在でも前月比1%ペースでは増加しており、このままのペースが続いていけば、今年の夏頃には5,000万人を超える規模に成長するでしょう。さらに、PCが5,100万人程度で横ばいに推移している状況を考えると、今年の冬頃には、スマートフォンからのネット利用者がPCからの利用者を超える可能性も考えられます。

これは2016年には、本格的にスマートフォンを入り口としてインターネットを利用する時代が来ることを示唆しています。情報接触が場所や時間を問わず行われるようになることで、消費者にとって今まで以上に自分のシチュエーションに合った情報の価値が高まります。企業としては、スマートフォンでの視聴行動をしっかりと把握し、どのタイミングで、どのような場所、方法を通してメッセージを伝えていくのかを今まで以上に考える必要があるでしょう』。

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