幸せの深呼吸

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山田正彦『主要穀物種子法の廃止によって、日本の種籾の価格が5~10倍になることが明らかに。』

2017-05-22 | 花、植物

https://ameblo.jp/yamada-masahiko/entry-12260998737.htmlから

現在、コシヒカリの種籾が、1キロ当たり400円10a当たり1400円ほどかかっているが、民間の三井化学の「みつひかり」その4倍から5倍と高い。

コメ農家が安く種籾を購入できたのは、コメの種子は、法律によって公共財とされ、厳格に管理し、安定供給できるように予算措置をしたからです。

法の廃止により、公共財としての種子の根拠がなくなり、これから日本モンサントの「とねのめぐみ」等民間の種籾を5倍から10倍の価格で購入せざるを得なくなるのでは。

 

野菜の種子がかつて100%国産だったのが今では90%が海外産になったように、コメもそうなってしまうのでは。

私が農水大臣の時、60キロのコメの生産原価は1万千円だったが、平成27年産の農家の販売価格は1万3千円となり、今でもコメ農家は赤字なのに。

 

これに種籾が10a当たり1万円になったら、農家はもうコメを作れなくなるのではと心配になる。

 

それに、日本は明治の初期から、多くの手間をかけて、各地に伝わるコメの原種、原原種、優良品種を大切に育ててきた。

一緒に審議されている農業競争力強化法8条4項では、これらの種子の知見、施設の提供を民間への提供を促進するとある。

そうなれば、メキシコのトウモロコシの原種がモンサント等に特許登録されたように、日本のコメも農家は外資に特許料を払わなければ作付出来なくなる恐れが。

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