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老化を進める物質「オステオポンチン」から逃れる方法

2017-12-17 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171216-00053481-gendaibiz-bus_all

 略 その結果、70代のグループに比べて、「健康長寿」のグループではオステオポンチンが圧倒的に少ないということが明らかになったのである。略

 すると、骨密度、認知機能などの点において、老化が進んでいた人のほうが、血中のオステオポンチンの量が多いという傾向が、ハッキリと表れたのです」

 一例を挙げれば、60代で骨密度も実年齢並みという被験者の男性は、血中のオステオポンチンの量が9・26ng/mlであったのに対し、60代ながら骨密度は80代並みという被験者の男性は、27・06ng/mlだった。老化が進んでいる人のほうが、3倍近くもオステオポンチン量が多かったのである。略

 だが、裏を返せば、内臓脂肪をきちんとコントロールして増やさないようにすることによって、私たちはオステオポンチンの分泌量を増やさずに済む、ひいては老化を防げるということだ。


 まだ厳密なことは言えませんが、たとえば、ラードなどに多く含まれる飽和脂肪酸(常温で溶けない油)は内臓脂肪でTリンパ球の異常を引き起こしやすいので、不飽和脂肪酸を含むオリーブオイルを併用するなど、オステオポンチンを増やしにくくする工夫はできると考えます」(佐野氏)略

「一番いいのは、何といっても、サバ、サンマ、イワシなどの青魚類です。こうした魚は、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)といった物質を多く含みます。

 どちらも、人間の体内でつくることができず、食品などによって外から摂取する必要がある必須脂肪酸の『オメガ3脂肪酸』。オメガ3脂肪酸は、脂肪を燃焼しやすくする作用があるのです」

緑茶は「濃いめ」がいい

 食物繊維を含む野菜類も、効果が大きい。

 食物繊維は、腸内で脂肪を包み込んで、排出する機能を持っている。そもそも、体に脂肪が取り込まれないようにするということだ。

 生野菜のサラダも悪くないが、大根、ニンジン、ゴボウなどの根菜類を加熱して食べるほうが効果はより高く出やすいという。体が温まり、基礎代謝が高まるからだ。
麻生氏が続ける。

 「ほかにはシイタケやエノキ、マイタケなどのきのこ類、キャベツやトマトも食物繊維が多くオススメです。これらは低カロリーなのも魅力的。

 トマトにオイルサーディン(イワシのオイル漬け)をのせて食べれば、食物繊維とDHA、EPAの組み合わせで、大きな効果が期待できます」

 もし間食をしたくなった場合には、ナッツ類がいい。空腹を紛らわすことができるうえ、脂肪を効率的に燃やすことができる。

 「クルミやアーモンドなどには、ビタミンB群がバランスよく入っています。これは、脂肪を燃やすときなど、様々な栄養素の代謝の促進に必要とされます。量は一日に50gまでが目安。だいたい片手一握り分程度です」

 飲み物では緑茶が内臓脂肪を減らすとして知られている。緑茶に多く含まれる「カテキン」は、肝臓の脂質代謝を活発にして脂肪を燃焼させる効果が期待できるのだ。

 急須で淹れるよりも、やかんに茶葉と水を入れて、水の量が半分になるくらいまで煮出すほうが、効果が高いという。

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