房総半島南部千倉地域でちゅう密な地質・地形調査を行い、元禄型関東地震(マグニチュード 8クラス)による隆起運動が、過去約6300年で少なくとも5回、最短で500年の間隔で起こっていたことを発見。
元禄型関東地震の繰り返し間隔は、従来では平均約2300年間隔とされていたが、今回の調査でより短くばらつきが大きいという結果が得られた。
国が実施する地震活動の長期評価で参照した地震履歴を更新し、将来の発生予測の見直しを迫る成果。今後、より広範囲での調査から首都圏に影響する巨大地震の過去の発生パターンを解明する。
1703年の関東の大地震、発生間隔は最短で500年か
http://www.asahi.com/articles/ASK5C5D3YK5CUBQU00B.html
1703年に発生した元禄関東地震(マグニチュード8・2)と似た型の地震が発生する間隔は、最短で500年程度の可能性があると、東京大学と産業技術総合研究所の研究チームが11日、発表した。従来、平均約2300年だと考えられていた。
元禄地震
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%83%E7%A6%84%E5%9C%B0%E9%9C%87
元禄地震(げんろくじしん)は、元禄16年11月23日(1703年12月31日)午前2時ごろ、関東地方を襲った巨大地震。
震源は相模トラフの房総半島南端にあたる千葉県の野島崎と推定され、東経139.8度、北緯34.7度の地点[注 1]にあたる。マグニチュード(M)は7.9-8.5と推定されている。元禄大地震(げんろくおおじしん、げんろくだいじしん)あるいは元禄の大地震(げんろくのおおじしん)とも呼ばれ、大正関東地震に対比して元禄関東地震(げんろくかんとうじしん)の名称もしばしば使用される。