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がんの発生や転移に重大な役割…『胃がん幹細胞』を世界で初めて発見 金沢大学等の研究グループ

2021-12-11 | 医療、健康

https://news.yahoo.co.jp/articles/f49f5bdb989b10d417b432d7767d51a99ddbbc51

 

がんの発生や転移に重大な役割…『胃がん幹細胞』を世界で初めて発見 金沢大学等の研究グループ(石川テレビ) - Yahoo!ニュース

 最近、医療分野で大きな発見が続く金沢大学から、また世界的なニュースが届きました。  金沢大学がん進展制御研究所は、胃がんの発生や転移に重...

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最近、医療分野で大きな発見が続く金沢大学から、また世界的なニュースが届きました。 金沢大学がん進展制御研究所は、胃がんの発生や転移に重要な役割を果たす「胃がん幹細胞」を、新たに発見したと発表しました。 画面の緑に光る部分が、今回発見された胃がん幹細胞。金沢大学がん進展制御研究所のニック・パーカー客員教授をはじめとする国際共同研究グループが発見しました。 あまり聞き慣れない「胃がん幹細胞」とは…。研究グループの一人である村上助教は次のように説明します。 村上助教: 「普通のがん細胞は、薬剤で殺したり、(手術で)取ってしまうとそれで終わりなんですけど、がん幹細胞だけは、少しでも残っていればそこからまたがんを作り出してしまうと。『がんの親玉』として考えてもいいと思います」 この細胞は自らを際限なく増やすことができるため、がんの再発や転移の原因と考えられています。そのため世界中の研究者がその存在を探し求めていました。今回の発見に大きく貢献したのが…。 村上助教: 「こちらが今回作成した『C-18AKTマウス』になります。胃だけで悪性度の高い胃がんを生じるマウスです」 遺伝子操作で開発したこちらのマウス。人間の進行した胃がんと同じ状態を再現できるようになりました。このマウスを使って研究した結果、あるがん細胞を取り除きつつ抗がん剤を投与したところ劇的にガンが縮小し、転移も防ぐことができました。 つまりこの取り除いたがん細胞が胃がんの親玉、胃がん幹細胞であることがわかったのです。 村上助教: 「胃がん幹細胞を世界で初めて見つけたということで、今後の胃がんの治療に対して非常にインパクトのある研究だと我々は感じています」 国内で一年間にがんによって死亡する人はおよそ38万人。その1割強にあたる、およそ4万3千人が胃がんによって亡くなっています。 しかも、転移した場合の5年生存率は10%以下。患者の命を救うために、新たな治療薬の開発が待ち望まれています。 村上助教: 「我々としても出来るだけ早く胃がん幹細胞の持つ性質を解析して、それに対する薬剤の開発をしていきたいと。できれば数年以内にやっていきたいと考えています」

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