https://news.yahoo.co.jp/articles/70e739f0b9cc026757e6a9e35ae5e452bdfa2ffd
子供や耳が不自由な方たちに安心感を与えられます。
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が、Empa(スイス連邦材料試験研究所)と共同で透明なのに呼吸ができて、布製と同じ機能性を持つ医療用マスクを完成させました。再利用するのではなく、使い捨てすることを念頭に置いているため、原材料は99%がバイオマス資源で作られ、生分解されるものを使っています。
EPFLいわく、繊維の隙間は従来型と同じ100ナノメートルとのこと。これでウイルスは通さず空気が通り、プラスチックのように曇ることはありません。
思い付いたのは5年前
非常に画期的な発明ですが、実は開発のきっかけは2015年に研究者が対応したエボラ熱のときからだったのだそうです。しかし、いかに環境を汚さず大量生産ができるか? を命題に研究を重ねていたため、完成が奇しくもコロナ禍になってしまったのでした。
とはいえすぐ発売というわけにはいかないようです。すでにスタートアップ企業を作り、100万スイスフラン(約1億1300万円)を調達しているものの、これから生産を始めるので市場に登場するのは2021年初頭とのこと。
一般にも発売されるかも?
これまでのマスクは、表情が見えないためにコミュニケーションが円滑にできないというデメリットがありますが、この「ハローマスク」はマスク界に一石を投じるかもしれません。最初は病院関係にのみに売られますが、もし一般にも普及したら、接客業などにも使われるようになるかもしれませんね。