長野県北部地震、東日本大震災と余震が誘発 京大など仕組み特定（毎日新聞） - Yahoo!ニュース
2011年3月の東日本大震災の約13時間後に発生し、震度6強を観測した長野県北部地震について、両地震の間に同県北部の震源断層周辺で小さい地震が頻発していたことを突き止めたと、京都大と筑波大が発表した。これらの微小地震は、大震災を起こした東北地方太平洋沖地震やその大規模余震による強い地震動によって誘発されたとみられ、「内陸地震の短期的予測につながる」と期待している。論文は16日、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。 京大理学研究科のエネスク・ボグダン准教授（地震学）らの研究チームは、防災科学技術研究所の地震観測網の記録を基に、埋もれて確認されていなかった地震を、震源が近い地震波形の類似を利用する手法で分析。従来分かっていた数の95倍の微小地震を検出し、県北部地震の震源から南西2キロの線上に延びて分布することを明らかにした。 微小地震の活動は東北沖地震の24分後から確認できた。地殻の水などの動きが、内陸地下の断層が地表に大きな揺れをもたらさないままゆっくりとずれ動く現象「ゆっくり滑り」を誘発したと考えられるという。 エネスク准教授は「東北沖の地震と余震による地震動が、遠く離れた長野県の内陸地震活動に影響している可能性が示された。海溝型の大地震後に、広域での地震防災を考える上でも重要な成果だ」と話している
コメントから
地震予知をしている方 何人かは『長野が揺れると東北が揺れるから気をつけて』と注意喚起していた。
そして、本当に 今日だって 長野が揺れた後に秋田が揺れていた。
科学的に証明されたということですね。
日本列島なんて 地球自体から見れば ほんの小さなもの。
地下深くで地盤や地層が繋がっていてもおかしくは無いし、北から南まであちこちで小さな地震が増えている今は更に注意した方がいいだろう。
