https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00460433-nksports-spo
大坂の祖父が暮らす北海道根室市も“なおみフィーバー”に沸いた。母方の祖父・鉄夫さん(74=根室漁協組合組合長)は26日、根室市内の自宅でテレビ観戦。当初は試合途中に根室市役所へ移動し、石垣雅敏市長(68)らとともにPVの予定だったが、白熱する試合展開に自宅を出るタイミングがつかめず、テレビ画面にくぎ付けで声援を送った。
大坂の祖父・鉄夫さんは、顔を赤く染めながら市長室に現れた。孫の快挙から約15分後。根室市の石垣市長に握手で出迎えられ、用意された会見場でも相好が崩れっぱなし。「興奮していて、あんまり現実感がない。血圧が上がったよ。おめでとう、よくやったと伝えたい」と喜んだ。
当初は試合途中に自宅から市役所へ移動し、市長らとともに観戦する予定だった。だが手に汗握る展開に、腰を上げることができなくなった。PVの会場では、最後まで鉄夫さん不在のまま「バンザイ!」コールがこだました。鉄夫さんは「市長たちに『悪いな』とは思ったんだけど、動きたいけど動けなかった」と苦笑い。「いやー、すいませんね」と照れた。
昨年9月の全米オープン優勝後には、使用したラケットや着用ウエアを、鉄夫さんを通して同市に贈呈している。根室商工会議所の山本連治郎会頭も「後援会をつくらなきゃね」。今後も同市全体でバックアップしていきたい考えだ。
27日には市役所に垂れ幕も掲げられる予定。大坂自身は、今秋の東レ・パンパシフィック・オープンの際に、初訪問するつもりだという。鉄夫さんは「涙がでそう。誇りに思う。1度(根室に)連れてきたいね」と話した。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190126-00000163-spnannex-spo大坂なおみ バイン・コーチ「とても幸せ」も「この試合で10年寿命が縮んだよ」
第1セットをタイブレークを制して先取したが、第2セットはチャンピオンシップポイントを握ってから逆転を許し、5―3の第9ゲームから4ゲーム連続で奪われる信じられない展開に。
だが、最終セットは崩れることなく、気持ちを取り直して第3ゲームでブレークに成功。その後はキープを続けて第10ゲームを取り6―4で栄冠をつかんだ。
サーシャ・バイン・コーチは「とても幸せ。この試合で10年寿命が縮んだよ。彼女は特別な存在。僕たちチームはなおみを100パーセントの状態でコートに出せるように素晴らしい仕事をした」とコメント。
大坂もインタビューで「スタッフにはメンタルの面で凄く助けてもらった。テニスだけに集中することができた。あなたたちがいなかったら、ここまで来られなかった」とサポートに感謝した。