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<姫路工場爆発>「熱い」「痛い」薬品浴びやけどの隊員ら、爆発時1千度以上か、防火服溶ける

2012-10-02 | 徒然なるままに

<姫路工場爆発>「熱い」「痛い」薬品浴びやけどの隊員ら

毎日新聞 10月1日(月)2時32分配信

 

 横たわる負傷者、やけどをした体をホースの水で冷やす消防隊員--。爆発の前後に現場に出動した消防団員らが30日、火災現場の壮絶な状況を明らかにした。

【写真で見る】姫路で工場爆発 炎上する消防車など

 消防団員の男性は製造所に着いて間もなく、タンクの爆発に遭遇した。「けが人がたくさんいるから運んでほしい」。誰かが大声を上げたため、タンク近くに駆け付けた。消防隊員ら数人が地面に横たわり、接着剤のような黄色いアクリル酸が服に付着していた。服を脱いでホースの水を体にかけ、バケツに手を浸していた。

 別の消防団員の男性は、両手をやけどした消防隊員に「服をめくってくれ」と頼まれた。薬品で所々焦げたシャツを脱がすと、背中がやけどで赤く腫れていた。周囲では「熱い」「痛い痛い」の声。男性は「薬品は接着剤みたいで、無理に取ろうとすると皮がめくれそうになった。恐怖を感じ、ぼうぜんとするしかなかった」と振り返った。

【椋田佳代】

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爆発時1千度以上か、防火服溶ける…姫路の工場

読売新聞 10月1日(月)14時37分配信

 化学メーカー「日本触媒」の姫路製造所(兵庫県姫路市)で化学薬品のアクリル酸貯蔵タンクが爆発、炎上し、消防隊員ら36人が死傷した事故で、1000度前後に耐えられる消防隊員の防火服が熱で溶けていたことがわかった。

 タンクから飛散した液体が、アクリル酸同士が結合し、発熱する「重合反応」を示すゲル状になっていたとの証言もあり、兵庫県警は、重合反応が連鎖的に起き、爆発時のアクリル酸は1000度以上に達していた可能性があるとみている。

 捜査関係者らによると、タンクの西約20メートルにいて焼死した網干消防署の山本永浩・消防副士長(28)が着ていた防火服は跡形もなく溶けていたという。防火服は、500度程度の熱に耐えられる特殊なナイロン素材を3層重ねた構造で、一時的には1000度前後に耐えられるという。

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