幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

トイレのふた、流す前に閉める? コロナで気になる問題、専門家の答え 90年前からあった「本来の役割」

2020-05-21 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200518-00000001-withnews-sci&p=2

トイレのふた、流す前に閉める? コロナで気になる問題、専門家の答え 90年前からあった「本来の役割」(withnews) - Yahoo!ニュース

在宅で勤務をすると、しょっちゅうお世話になるのが自宅のトイレ。あまりに使いすぎて気になることがあります。それは、流す時に便座のふたを閉めるべ...

Yahoo!ニュース

 

トイレのメーカーで作る団体「日本レストルーム工業会」の担当者は「国産化される前の輸入品の時代からふたはついていたと思われます」と話します。TOTOによると、1914年に国内で初めて洋式水洗便器を開発。その当時すでに、ヨーロッパでは便ふたがついた便器が存在していたといいます。

「便座のふたは、少なくとも今の日本のトイレでは必ず必要なわけではありません」とTOTOの担当者。それでも、歴史として「昔、水洗の設備がなかった頃は便器を部屋の中にも置いていたため、臭いを塞いだり、体裁を良くしたりするためにふたが必要でした。また、用を足すとき以外はしていた方が見栄えも良いし、便器の中に間違って物を落とす心配もなく安心です」。スマートフォンを落として絶望した記憶がよみがえります。

 

手洗いや消毒については、厚生労働省の「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」が参考になります。

ここでは「感染者の糞便から感染することがありますか」という問いに対し、「これまで通り通常の手洗いや手指消毒用アルコールでの消毒などを行ってください。また、新型コロナウイルス感染症の疑いのある患者や新型コロナウイルス感染症の患者、濃厚接触者が使用した使用後のトイレは、急性の下痢症状などでトイレが汚れた場合には、次亜塩素酸ナトリウム(市販されている家庭用漂白剤等はこれにあたります、1,000ppm)、またはアルコール(70%)による清拭をすることを推奨します」という答えが載っています。

 

菅原さんが以前行ったというノロウイルスが飛び散るかの実験では、ふたを閉めても閉めなくても便座には相当数が飛び散っていたといいます。

イギリスのリーズ大学のM.H. Wilcox教授が行った研究では、トイレのふたを閉めずに流した場合、細菌が最大で25センチの高さまで飛散したという結果が出ています。

結局、流す時にふたを閉めるべきか否かという問いについて、菅原さんは「機種によりますが、流すときの水量によっては便座だけでなく床にも飛び散ることがあり、閉めて流した方が安全です。特に、しゃがみこんで流すといった顔が便器に近づくような場合は、ふたを閉めて流すことをお勧めします」。

公共のトイレに関しては、ふたを閉めると次の人が触るなどの問題がありますが、水の飛散を軽減する観点からは閉めた方が良さそうだということでした。

最後に、大事なポイント。便座のふたを閉めることは、そもそも節電になります。ですので、自宅の場合は、忘れずに閉めるようにしましょう。

温水洗浄便座の年間の節電効果(お湯をためるタイプ、家庭のトイレ1室あたり)
・便座のふたを閉じる=約770円
・便座の温度を「中」から「弱」に=約580円
・洗浄水の温度を「中」から「弱」に=約300円
(引用:省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」)


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 緊急事態宣言後に増えたヘル... | トップ | 東京都 感染者数さらに40... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。