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紫外線ランプ、新型コロナとの闘いに光明か 米大が実験

2020-05-14 | 医療、健康

レジンやジェルネイルで使われているのが、UVCで、調べたら目などに危険で光がもれるので、買うのをやめたのですが。遠赤外線のUVCならいいということですか。200までではないけれど。まだよく分からないなぁ。

そのうち、いい製品が生まれるでしょう。空気清浄機とか、無害な照射ランプとか。

Wikipediaから 一部抜粋 https://ja.wikipedia.org/wiki/紫外線

近赤外線 UV-C (波長 200–280 nm)オゾン層で守られている地表には到達しない[5]。強い殺菌作用があり、生体に対する破壊性が強い。ハロン系物質によりオゾンホールが発生すると、地表に到達して生物相に影響が出ることが懸念されている。

遠紫外線、真空紫外線 (VUV, Vacuum UV) (波長 10–200 nm)酸素分子や窒素分子によって吸収されるため、地表には到達しない。真空中でないと進行しないため「真空紫外線」 (vacuum ultraviolet)と呼ばれる。

紫外線による健康への影響

人間が、太陽の紫外線に長時間さらされると、皮膚、免疫系へ急性もしくは慢性の疾患を引き起こす可能性がある。大気を透過しないUVCは、過去ほとんど注意が払われていなかったが、高エネルギーであるためUVAやUVBよりはるかに危険である。例えば、UVCを使用する浸漬型紫外線減菌装置などは装置の外で紫外線光源のスイッチを入れれば被曝の危険性がある

UVCは最も波長が短く危険であるが、大気中で減衰し、ほとんど地上には届かないUVB、UVCは、皮膚がん発現のリスクを伴う。生物のDNAは吸収スペクトルが 250nm 近辺に存在している。DNAに紫外線が照射されるとDNAを構成する原子が励起される。この励起はDNA分子を不安定にして螺旋構造を構成する「はしご」を切り離して隣接する塩基同士でチミン-チミン、シトシン-シトシン、ウラシル-ウラシル等の二量体を形成する。この二量体が遺伝子中のコドンを乱れさせ、DNA配列の不正配列、複製の中断、ギャップの生成、複製や転写のミスを発生させる。このことにより正常に遺伝子が機能しなくなった場合にがん等の突然変異を引き起こす。 紫外線による突然変異は、バクテリアにおいて簡単に観察される。これは、地球環境問題でオゾンホールオゾン層の破壊が懸念される理由の1つである。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200514-00000015-jij_afp-sctch

 米コロンビア大学(Columbia University)の研究者らは長年、紫外線のこのような利用法に関する研究に取り組んでおり、現在のパンデミック(世界的な大流行)によってその取り組みの重要性が裏付けられる可能性がある。紫外線C波(UVC)ランプは細菌やウイルス、カビ対策といった目的で、特に病院や食品加工業などでは以前から利用されている。だが、UVC線は危険性が高く、皮膚がんや眼疾患を引き起こすため、人がいない状況でしか使用できない。そこで、コロンビア大放射線研究センター(Center for Radiological Research)が研究対象としているのは、遠紫外線C波」と呼ばれる紫外線だ。遠紫外線C波の波長は222ナノメートルで、人には無害だが、ウイルスにとっては有害だと同センターのデービッド・ブレナー(David Brenner)所長はAFPの取材で説明した。この周波数では、人の皮膚や目の表面を貫通できないというのだ。このような特徴から、遠紫外線C波は人が密集する場所、密閉空間、感染リスクが高くなる場所でも使用可能となるため、現在のパンデミックへの対応でもその活用が広く期待されている。コロンビア大の研究チームは2013年、薬剤耐性菌に対する遠紫外線C波の有効性の調査を開始した。次に、インフルエンザを含むウイルスへの遠紫外線C波の利用についても調べ始め、新型コロナウイルスを研究対象としたのはつい最近のことだ。感染性が非常に高い新型コロナウイルスを調べるためには、厳重な安全対策がとられた大学内の別の実験室に研究機材を持ち込む必要があった。ブレナー所長によると、「3~4週間前」に始めた実験により、表面に付着した新型コロナウイルスをUVC線が数分以内に死滅させることがすでに明らかになっているという。

■人体への影響を確認

 遠紫外線C波が人体に無害であることを確認するための実験も並行して実施されている。マウスを使った実験は、遠紫外線C波に「人への使用を想定した強度の20倍の強さで1日に8時間、週に5日間」暴露させるもので、現時点で開始から40週が経過した。現状を確認するためにマウスの目や皮膚を検査したところ、「何一つ異常はなかった。マウスは非常に調子が良さそうで、しかも非常にかわいらしい」と、結果についてブレナー所長は話した。この実験は今後さらに20週間続く予定だという。研究の次段階では、感染者がせきやくしゃみをした時を想定し、空中を漂うウイルスにUVCランプを放射する実験を行う計画だ。チームは、予備段階の研究結果を英科学誌ネイチャー(Nature)にすでに投稿している。ただ、残りの検証段階をすべて通過して初めてその正当性が科学界でも認められることになる。

■危機回避の可能性はあった ブレナー所長は、「この遠紫外線C波の研究プロジェクトをもう1年か2年早く始めていたら、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の危機を回避できたかもしれない。毎晩、そのようなことを考えている」と話す。そして、研究が進むなかで、夜眠ることができなくなってしまったことを明らかにした。「完全に(防げた)ということではないが、おそらくパンデミックは回避できただろう」

コメントから あまり知られてないが、ウシオアメリカという元々日本のウシオランプという会社のアメリカ法人ではこの様な医療向け紫外線ランプの開発を積極的にしていて、様々な結果を出していると言う話を去年向こうのウシオ社の方から聞いた。
ぜひ頑張って欲しいと思う。


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