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※メモ 軽度コロ感染ですら脳にダメージ与え縮小する

2022-04-15 | 医療、健康

色々出てきて、感染や枠で将来も含めてどうなるのか、まだ分からないですが

これは、オミやデルタでは分からないという事です。

Ba.1 とBa.2 の混合のEXやBa. 4やBa.5も注目の型として出てきていますので、分かりません。

イベでも少しは取り込んで、抗体が出来るようになっているので、少しはみんな感染しているのかも分かりません。



「軽度の新型コロナウイルス感染症ですら脳にダメージを与え縮小させる」という研究結果https://gigazine.net/news/20220308-mild-covid-linked-brain-changes/

「軽度の新型コロナウイルス感染症ですら脳にダメージを与え縮小させる」という研究結果

「軽度の新型コロナウイルス感染症ですら脳にダメージを与え縮小させる」という研究結果

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はせきや呼吸困難、発熱、体の痛みといった症状に加え、嗅覚障害や認知能力の低下といった脳や神経系に関する症状もあることが知られて...

GIGAZINE

 

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はせきや呼吸困難、発熱、体の痛みといった症状に加え、嗅覚障害や認知能力の低下といった脳や神経系に関する症状もあることが知られています。新たに科学誌のNatureに掲載された論文では、COVID-19の発症前と発症後の脳スキャン画像を比較した結果、「軽度のCOVID-19ですら脳にダメージを与えて灰白質を縮小させる」ということが示されました

COVID-19が嗅覚障害や認知能力の低下といった症状を引き起こすことは以前から指摘されており、COVID-19が認知機能に及ぼす影響を調べた研究では、「人工呼吸器を装着するほど重症のCOVID-19を患った人は、脳卒中を患った人よりも認知能力が低下していた」との結果が報告されています。 新型コロナウイルス感染症の後遺症による認知能力への影響は脳卒中よりも大きい - GIGAZINE

しかし、COVID-19が脳関連の異常を引き起こすことは以前から示唆されているものの、多くの研究は重症患者に焦点を当てているほか、脳のMRI画像も感染後のデータに限定されているとのこと。そこで、オックスフォード大学の神経科学者であるGwenaëlle Douaud氏らの研究チームは、COVID-19が脳に及ぼす影響を発症の前後で比較するため、イギリスの中高年の健康状態を長期的に追跡するUKバイオバンクに登録された「COVID-19の感染前と感染後に撮影された脳のMRI画像」のデータを分析しました。

研究チームが分析した脳のMRI画像は、合計785人の被験者で2回に分けてスキャンされたもので、1回目と2回目のスキャンにおける平均間隔は38カ月でした。785人の平均年齢は51歳~81歳であり、そのうち401人は2回目のMRIスキャンの前である2020年3月~2021年4月の間にCOVID-19を発症し、15人(約4%)が入院するほど重症だったとのこと。一方、384人の被験者は2回目のスキャン前にCOVID-19を発症していませんでしたが、年齢・性別・生活習慣・既往歴といった点で、COVID-19を発症した401人と類似する対照群として選択されました。なお、COVID-19を発症した被験者における2回目のスキャンは、発症から平均141日(約4.5カ月)後に行われたそうです。

OVID-19の発症前と発症後、そして発症者と類似した要素を持つ非発症者についての脳MRI画像を分析することで、COVID-19の発症前に存在した脳へのダメージを除外し、脳に対するCOVID-19の影響をより正確に知ることができます。ニューヨーク大学グロスマン医学部のJennifer Frontera教授は、「UKバイオバンクの本当に強力な点は、感染前と感染後の画像があるということです」と述べています

研究チームが脳のMRI画像を分析した結果、COVID-19を発症した人では大脳皮質における特定の領域で灰白質の減少が確認されました。具体的には、意思決定に重要な役割を果たす眼窩前頭皮質や、イベントに関する嗅覚と記憶において重要な海馬傍回で特に顕著な灰白質の減少があったほか、嗅覚や記憶に関連する梨状皮質・嗅結節・前嗅核といった領域でも組織損傷がみられたと研究チームは報告しています。

一般的に、灰白質はCOVID-19などの病気にかからなくても加齢と共に減少していくことが知られていますが、COVID-19に感染した人々は特定の領域で0.7%ほど灰白質が減少しており、通常の減少量である0.2%より顕著に多かったとのこと。メルボルン大学の認知症研究者であるAshley Bush氏は今回の研究結果を受けて、「COVID-19感染前後の脳スキャン画像を用いたこの優れた研究は、たとえ軽症の場合であっても、脳がCOVID-19によってダメージを受けることを明らかにしています。脳はいくらかの質量を失い、アルツハイマー病やパーキンソン病で見られる変化を思わせる領域で縮小が起こります」とコメントしました。

また、UKバイオバンクの参加者はそれぞれのスキャン時に認知機能テストも受けており、認知機能に関わる小脳の灰白質減少が見られたCOVID-19発症者においては、発症前よりも微妙に認知機能が落ちていることもわかったとのこと。 研究チームは脳の変化がCOVID-19に固有のものであることを確認するため、「COVID-19とは関係ない肺炎」を患った11人の被験者についても制御分析を行い、COVID-19ではない肺炎の患者ではCOVID-19患者で確認された脳の影響がないことも示しています

研究チームは脳の変化がCOVID-19に固有のものであることを確認するため、「COVID-19とは関係ない肺炎」を患った11人の被験者についても制御分析を行い、COVID-19ではない肺炎の患者ではCOVID-19患者で確認された脳の影響がないことも示しています。 今回の研究に含まれている重症患者はわずか15人であり、この15人を除外した軽症患者でも脳へのダメージが確認されています。カーティン大学の神経科学者であるSarah Hellewell氏は、「この研究結果は注目に値します。著者らは平均して5カ月前に軽度のCOVID-19を発症した人は、行動や感情に関連する部位や鼻と密接に関連する部位など、いくつかの重要な脳領域で組織が縮小していることを明らかにしました」と述べました。

今回の研究における制限としては、軽度の被験者がどれほどの症状を経験したのかは正確にわかっておらず、実際に嗅覚障害を経験したのかや酸素濃度の低下があったのかがわからないことが挙げられます。また、被験者がCOVID-19を発症した期間が2020年3月~2021年4月であることから、記事作成時点で広がっているデルタ株やオミクロン株では脳への影響が異なる可能性もあるとのこと

研究チームはCOVID-19が脳に影響を及ぼすメカニズムとして、「脳内の嗅内野に新型コロナウイルスが感染して変化を引き起こす」「新型コロナウイルスがもたらす神経系の炎症が間接的に脳の変化を引き起こす」「嗅覚障害によって感覚刺激の入力が失われることで関連のある脳組織が縮小する」といった3つの仮説を提示しています。

今回の研究では、COVID-19による脳の損傷が老化による変化を加速して、通常よりも速く認知機能の低下を引き起こす可能性が示唆されています。しかし、COVID-19による脳の構造的変化は時間と共になだらかとなり、認知機能の低下が解消されるというシナリオも考えられ、日常生活に影響を及ぼすのかどうかや、低下した認知機能が回復可能なのかどうかは不明です。テキサスA&M大学の神経科学者であるJessica Bernard准教授は、科学系メディアのLive Scienceに対して「5年後・10年後・15年後には何が見えるでしょうか?」「はっきり言って、これは不確かです」と述べ、COVID-19による長期的な脳への影響を判断するのは時期尚早だと指摘しています


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