焼いたり揚げたり加熱する料理って多いから、殆んど避けることは無理ですよね。
http://www.iza.ne.jp/topics/events/events-5230-m.html
問題の物質「アクリルアミド」とは?
■加熱処理によって生成される
食材を120度以上の高温で揚げたり焼いたりする調理の過程で生成される。市販の加工食品だけでなく、家庭で加熱調理する際にも生成される。
■発がんのメカニズム
アクリルアミドは、DNAに傷をつけて突然変異を誘発し、これが蓄積すると染色体異常を引き起こしてがんになる可能性がある。「遺伝」という言葉は「子孫に受け継がれる」という意味だが、この場合は、食べた人の遺伝物質に影響するという意味で、次世代に遺伝する可能性は極めて低い。
健康食品も「発がん性」に変わる危険性
■焦げ目がつくまで炒ったナッツに注意
生ナッツには食欲を抑える効果があり糖尿病の改善や減量に役に立つという効果がある。しかし、焦げ目がつくまで炒ったナッツは発がん性のアクリルアミドが発生し、タンパク質が減少、カルシウム、鉄、セレンなどのミネラル成分が減少する。
「トクホ=安心」ではない
■特定保健用食品の食用油「エコナ」に発がん性成分<平成21年>
■主成分「ジアシルグリセロール」が体内で発がん性物質に
専門家は「主成分のジアシルグリセロール(DAG)にがんの進行を促進させる可能性がある」と指摘。平成21年、欧州で植物油などに含まれる「グリシドール脂肪酸エステル(GE)」について、「体内で分解されると、発がん物質の『グリシドール』になる危険性がある」と問題になった。GEはエコナだけでなく、パーム油やコメ油、海外では乳児用ミルクにも含まれる。
■花王は平成21年販売を自粛
花王が調査したところ、エコナにはGEが他の植物油より多く含まれていることが判明。GEについても検討することになった。花王は、念のためにエコナの販売を自粛、トクホの許可も取り下げた。