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コロナ後遺症で浮き彫り、6割が復職に問題

2022-02-04 | 医療、健康

https://medical.jiji.com/news/50559

OGPイメージ

コロナ後遺症で浮き彫り、6割が復職に問題

コロナ後遺症で6割が復職に問題

時事メディカル

 

 オランダの前向き多施設コホート研究で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の集中治療室(ICU)治療後1年が経過しても、身体症状(74.3%)、精神症状(26.2%)、認知症状(16.2%)が高率に見られることが示された。COVID-19患者では復職に問題を抱えている例が6割近くおり、他の疾患例より多いという課題も浮き彫りになった。同国・Radboud University Medical CenterのHidde Heesakkers氏らが、2020年3~7月にICUに入室したCOVID-19の生存者が対象の質問票調査に回答した246例の解析結果を、JAMA(2022年1月24日オンライン版)に発表した

ICU生存者の1年後の転帰を調査 集中治療後症候群(PICS)は、①身体機能、②精神機能、③認知機能―の3領域の障害に分類され、1年死亡率の上昇、医療費の増加およびQOL低下に関連している。COVID-19によりICU治療を受けた患者は、これらの3領域の全てで短期的な症状も示されているが、長期的な転帰は不明である。今回の研究は、ICU生存者を5年間追跡する多施設前向きコホートである

新たな身体症状(悪化を含む)は246例中165例(67.1%、95%CI 60.8~72.9%)で見られた。症状別では、フレイルが最多で38.9%、次いで関節のこわばりが26.3%、関節痛が25.5%、筋力低下が24.8%、筋肉痛が21.3%、呼吸困難が20.8%だった。

フレイルや骨格筋系問題、復職困難多い 以上の結果から、Heesakkers氏らは「COVID-19のICU治療1年後の生存例を対象とした今回の前向きコホート研究では、身体症状、精神症状、認知症状が高頻度に報告された。さらに生存者の多くは、COVID-19重篤化の結果として虚弱または筋骨格系の問題を経験し、復職にも支障を来していた」と結論している。


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