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大竹氏は本田さんの命を奪った白血病について「ひと言で言えば血液のがん。新薬の開発や治療技術は進歩したが、普通のがんと違って子供から大人まで幅広い年代が発症し、血液関係だけに感染症のリスクが高いという特徴がある。いまだに治療が難しい病気。本田さんはアイドルから大人のシンガーにステップアップする過程で病に侵され、志半ばだった。ここにいるアイドルにも決してひとごとではない。若者の夢を奪う病気だ」と指摘。
10万人あたり6・3人が発症し、年間8000人が命を落としている(2009年)。大竹氏は「若者の死亡原因はダントツで自殺が多く、次いで事故。病気では白血病が多い。最初はかぜみたいな軽い症状で始まる。かぜが1週間で治らなければ、診察を受けたほうがいい。私のクリニックにも体調不良で訪れて検査した結果、白血病だったという患者さんが年間1人はいる」と説明した。
治療には骨髄移植が有効だが、運よくドナーが見つかっても無菌室で過ごすなど大変な闘病生活に耐える必要があり、金銭的なサポートも不可欠だ。