幸せの深呼吸

幸せは自分の中にある。
幸せは自分が決める。

「決断疲れ」を起こす人は「判断軸」を知らない

2017-12-28 | 徒然なるままに

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171227-00202254-toyo-bus_all&p=2

■各評価軸の重み付けが重要だ
 重要なのは各評価軸の重み付けです。評価軸全てが同等に重要であることは稀ですから、給与が最も重要ならば50%の重み付け、次は将来性に20%、働きやすさが10%……などと、重要度のウェイトを決めます。こうすると各選択肢を総合的に評価することができます。

 評価軸とウェイトは、自分や組織が何を重要視するのかという意思でもあります。総合評価というとまるで客観的かつ正確な答えが出せると勘違いされやすいのですが、意思決定には文字通り、「意思(Will)=こうしたいという思い」が必要です。ここをしっかりと考えたかどうかが納得感につながります。

 コンサルタントはこの総合評価が身に染み付いている人が多く、ある知人はベビーカーを購入する際に、かなり緻密な総合評価シートを作り込み、その後購入を考えている人たちに代々引き継がれていました。

 もう1つ重要なことは、この評価を二次情報(加工されたデータ)だけに頼らないことです。私自身の手痛い経験なのですが、あるクライアント企業のデータセンターを選定する際に、総合評価法で検討をし、ほぼ決定という段階で視察に行ったところ、あるデータセンターは、物品が乱雑に置かれていたり、スタッフの勤務態度が悪かったりと、そもそも検討に値しなかったということがありました。視察や経験など、一次情報から得られることは意外に大きなものです。総合評価法を用いる際にはデータ偏重にならず、自分で足を運び実感を伴った意思決定にすることが大切です。

■やるべきことの優先順位を決める時間管理マトリクス法

 やることが多すぎて何から手をつけていいのかわからない……。そんな場合におすすめしたいのは、スティーブン・コビー氏の「7つの習慣」にある時間管理マトリクス。重要度と緊急度で4つの象限に振り分けていくこの方法、どこかで見聞きしたことがある方もいるでしょう。

 私は働き方改革の講演やコンサルティングの仕事で、企業に呼ばれることが多いのですが、多くの方から、緊急の仕事に忙殺されて、やるべきことが後回しになっているという悩みをお聞きします。重要なのは、このマトリクスで、③の「緊急だけど重要ではない」カテゴリーに入った仕事をどう処理していくかを考えることです。そうしないと、せっかくこのマトリクスを使って分類しても、単に振り分けただけで、実際は緊急の仕事ばかりに追われ続ける……ということになりかねません。

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