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ボロボロのケータイが思わぬ高値に!? 意外な“ガラケー”人気の背景

2013-10-28 | 徒然なるままに

ボロボロのケータイが思わぬ高値に!? 意外な“ガラケー”人気の背景

日経トレンディネット 10月23日(水)9時11分配信

 

 新型iPhone発売の興奮が冷めやらぬうちに、各キャリアからAndroidスマートフォンの新モデルが発表になり、早くも販売が始まった製品もある。「本体サイズや機能に満足できる新製品があったので、長年使っていたケータイから買い替えた」という人も多いだろう。

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 スマホへの買い替えで不要になったケータイ(フィーチャーフォン、ガラケー)だが、「スマホ全盛時代に3~4年も前のケータイを売ってお金になるとは思わない。何よりボロボロで状態が悪いし…」とそのまま家に寝かせている人は多い。だが、アキバではそのようなケータイが意外なお金に化けるのだ。

●ボロボロのケータイでも1000円で買い取るキャンペーンが好評

 大手中古チェーンのブックオフは2013年8月から9月にかけて、古いケータイを最低100円で買い取るサービスを実施し、話題となった。期間中に買い取ったケータイは実に14万台を超えたという。「不要なケータイを処分して、100円でもいいからお金にしたい」という潜在的なニーズが高いことをうかがわせた。

 アキバで中古スマホの販売や買い取りを手がけるイオシスでは、期間限定で「タンスで熟睡ガラケー買取金額1000円保証大作戦!!」と名付けた買い取りキャンペーンを実施した。SIMカード形式を採用するケータイに限られるものの、故障さえしていなければどんな携帯電話でも一律1000円で買い取るという内容だ。本体にキズや欠けがあったり、付属品に欠品があるなど、他の中古ショップでは大きく減額されたり買い取りを断られるような状態でも、一律で1000円の査定が付くという。

 イオシス アキバ中央通店の中村雅洋氏は「キャンペーン中、通常時と比べて1日あたり40~50台近く買い取り依頼が増えた」と語り、キャンペーンの効果は予想以上だったことを語る。

●新品のケータイはスマホより高価、中古品を求める客が後を絶たない

 わざわざ古いケータイを1000円で買い取るのは、もちろん粉砕してレアメタルの回収などに回すためではない。いまだに中古ケータイを求める需要が高いためだ。中村氏は「ケータイは、新製品の数が少なくなってきたうえ、価格も割高感があるため、中古ケータイが好まれる」と語る。

 ケータイは今でも新品で購入できるが、スマホと比べて新製品の数は圧倒的に少ない。しかも、販売価格はスマホより安いわけではないのが実情だ。例えば、2012年冬に登場したケータイ「F-01E」は、月々サポートを適用したあとの実質負担金が2万6880円(ドコモオンラインショップでの機種変更時の価格)で、2013年6月発売のハイエンドスマホ「ARROWS NX F-06E」(実質負担金は1万5120円)よりもはるかに高い。これでは、なかなか新品に手を出しにくい。

 「中古ケータイは、多少状態が悪い商品でも3000~4000円前後の手ごろな価格ならば、飛ぶように売れていく。1000円で買い取っても、十分に利益を出せる」(中村氏)という。イオシスのみならず、ほかの中古ショップでも程度のよいケータイはノドから手が出るほど欲しい商品なのだ。

 ただし、売れ筋のNTTドコモのケータイでも、FOMA対応ではないムーバの携帯電話や、対象ユーザーが限定されるキッズケータイは買い取り対象外になるケースがほとんど。あくまでも、SIMカードの差し替えだけで利用できるFOMA対応ケータイが求められているのだ。

 「もはや価値はない」と思っていたボロボロの中古ケータイも、ランチ代をまかなえるほどの値段で買い取ってもらえる。意外な希少モデルや人気機種ならば、思わぬ高値になる可能性もある。年末の大掃除に先んじて、「タンスの肥やし」になっているケータイをまとめて買い取りに出してみてはいかが?

(文/白石ひろあき)http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20131023-01053062-trendy-sci

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http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130709-00038531-diamond-sci

スマホユーザーが一生知る由もない「ガラケー版LINE」の正体

ダイヤモンド・オンライン 7月9日(火)8時30分配信

 

 朝夕の電車のなかは、スマホ、スマホ、スマホ、ときどきタブレット。チラリと見える画面には、LINEかパズドラ(パズル&ドラゴン)ばかり。スマホさえあれば、最新の情報、音楽、ゲームなど何にでも容易にアクセスできるため、最近、通勤時間が楽しくなった、あるいは充実したという人も少なくないだろう。

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 総務省の調査(平成24年通信利用動向調査)によると、スマートフォンの2012年末の世帯普及率が49.5%と、29.3%だった前年末から大幅に伸び、もはや「スマホが当然になった」といってもいい。そんな今、従来型携帯電話を使う、いわゆる“ガラケーユーザー”は何をして楽しんでいるのだろうか? 

● 「ガラケーで事足りますから」は 単なる強がりではなかった! 

 「電車でパカっと携帯を開くだけで、周りの人に見られてる気がするんですよね」

 こう語るのは、未だガラケーの使い手であるAさん(31歳)。ただ、一車両にガラケーユーザーが1人いるかいないか、という時代になったにもかかわらず、Aさんはガラケーを愛用することに全く引け目を感じてはいない。

 ――今も“ガラケー”って不便じゃないですか? 

 「何の問題もないですよ」

 ――スマホほしいなって思いません? 

 「いいなと思うこともありますけど、うらやましくはないですね。事足りますから」

 ――でも、スマホがあるとLINEとかもできて便利ですよ? 

 「いえ、ガラケーでもLINEはできますから。事足ります」

 ――え!?  ガラケーでもLINEできるんですか? 

● スタンプも無料通話もないけど楽しい!?  ガラケー版LINEにあるもの、ないもの

 Aさんの話は、嘘ではない。今年5月時点で全世界の登録ユーザー数が1億5000万人を突破した人気アプリのLINEは元々、スマホ専用だったが、2012年からはガラケーからも利用が可能になった。

 では、ガラケーのLINEとは一体、どんなものなのだろうか。

 まず、アクセスの仕方からしてスマホとは違う。スマホの場合、メッセージが届いたらLINEアプリを開くが、ガラケーの場合はLINEのブラウザページにアクセスする必要がある。AさんはLINEのURLをブックマークして、都度アクセスしているという。

 ページを開いてみると、スマホでおなじみの画面とは一味違う、無機質な「トーク一覧」「友達一覧」が目に入る。トークの画面に関しては、スマホ同様、背景を自分の好みのものに変えることができる。そのためAさんはピンクのドット柄にカスタマイズしている。

 しかしこのトーク画面には、やっかいな問題が2つあるという。

 まず、ガラケーはタッチパネルではないため、画面を触って会話がスクロールできない点だ。携帯の十字ボタンを押し続けなければ過去の会話に辿りつけないため、「親指が疲れる」(Aさん)という悩みが尽きない。また、会話の数が多くなった場合は、1つのページでは収まりきらないため、「以前の発言」という形で別のページを開いて過去の会話を参照しなければならない。

 2つ目が、トークが随時更新されない、という点だ。ブラウザを開いていても、画面の右下にある「1」の更新ボタンを押さなければ、メッセージは更新されず、数人で会話が展開されている際には、更新ボタンを押さなければ、完全に“置いて行かれる”。

 また、スマホのようにLINEメッセージが届いた際に、画面にお知らせが現れるような仕組みはないため、メールでメッセージが届いたという知らせが送られて来る。そして、そのメールに書かれているアドレスにアクセスしなければ、メッセージに辿りつけない。そのメールもすぐに来るわけではなく、送られてから数分~数十分後になることもあるという。AさんがLINEを、「“能動的”にならなければいけないアプリ」と評するのは、そのためだ。

 ただ、よい面もある。LINEの収入源といえば、様々な種類のあるスタンプだが、ガラケーユーザーはそれを買うことができない。買う楽しみは奪われるが、課金とは無縁なのだ(パケット通信料はもちろんかかる)。

 また、最近よく言われる「既読問題」と無縁であることもよい面だろう。LINEでは、相手がメッセージを開くと「既読」という表示が出る。相手が読んだかどうかが分かるため、「なぜ既読になったのに返事が来ないの? 」「既読になっちゃったから早く返さないと…」といったストレスが多くの人に生まれているという。しかし、ガラケーの場合は「既読」が出ないため、そうした懸念はない。さらに、LINEの売りである「無料通話」の機能もガラケー版にはないため、かかってくることはなく、あくまでも自分のペースで会話だけを楽しめる。

● “ネット依存”だからこそ ガラケーから抜け出せない

 そんなAさんの状況に対して、周りの人はどんな反応を示しているのだろうか。

 「周りからは『ガラケーで(LINE)できるの? 』、『ウケる~』って笑われてます。そういえば、フェイスブックもガラケーでやっているんですが、“写真の画像が粗い”と言われます。ガラケーで写真を撮っているからなんですけどね(苦笑)」(Aさん)

 ネット上では、『今時ガラケーの奴ってまじでなんなん^^? 』というスレッドさえ立っており、「何の意地はってるん? 異端な俺かっけーなん? 」というキツイ言葉さえ飛び交っている。

 それでもAさんがスマホにしないのは、なぜなのか。

 「先ほども言ったように特に困っていないというのもありますし、私は結構ネット依存が激しくて、スマホにして電池がすぐになくなるのが怖いのも大きな理由です。携帯用の充電器も重いじゃないですか。もし買い替えるとしたら、それはガラケーが壊れたり、LINEのガラケー対応が終わったときか、自分のキャリアからiPhoneが発売されたときです! 」(Aさん)

● ガラケーユーザーとの待ち合わせに LINEはやめておこう

 「“既読”の存在も最近まで知らなかった」「“無料通話”もできないのが当たり前だと思っていた」というAさんの話からも分かるように、ガラケーユーザーとLINEをするときには、いろいろな“すれ違い”も起こりやすい。

 いまでは待ち合わせにLINEを使うのが当たり前になりつつある。しかし、「遅刻します」「集合場所、変更! 」といった連絡をガラケー版LINEユーザーにして、数分返事がなかったら、とりあえずメールか電話をした方がいいかもしれない。

 (ダイヤモンド・オンライン 林恭子)

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