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「目にブルーベリー」は時代遅れ?本当に効果ある成分5つ
2012/03/30 20:00
パソコンに携帯……、目を使う機会が多い現代人。みなさんはどうやってケアしていますか?
内側からケアする場合、「目に良いのはブルーベリー」というイメージが鉄板となっていますが、実はアイケア業界では今、ブルーベリーから取って変わる新成分が注目を集めているのです!
しかも、症状によってもピンポイントで効果が期待できる成分も。今回は、そんな注目の新アイケア成分をご紹介します。
■緑内障に!
日本の失明原因“第一位”と言われている緑内障。目の疲れなど自覚症状が分かりづらく、悪化すると視界が欠けてきて、気付いた頃には症状がかなり進んでいるという病気。
(1)カシス
眼精疲労回復効果でも人気のカシス。血流をよくする働きから、くまの改善にも良いと言われています。
さらに眼科医で札幌医科大学・眼科学講座教授の大黒浩氏によれば、緑内障の治療にカシスを起用したところ、カシスに含まれるアントシアニンに緑内障の抑制効果があることを確認。
昨年の第22回日本緑内障学会で研究成果が発表されています。
■白内障や加齢黄斑変性症に!
白内障とは、目のレンズが濁り、白っぽく見える症状。主に高齢者がかかるものとされていましたが、若年層にも増えているようです。
加齢黄斑変性症は網膜の中心部の黄斑に障害が生じて、見ようとするところが見えにくくなる病気で、失明の原因にもなります。そんな2つの深刻な症状を助けてくれると注目を集めているのがこちら!
(2)ルテイン
日本でもブルーベリー商材などに配合されるなど、ジワジワとアイケア商品に利用され始めている成分です。
消費者庁が(財)日本健康・栄養食品協会に委託して進めている、“食品の機能性評価モデル事業”の中の11成分のひとつにもルテインは含まれています。
(3)ゼアキサンチン
ゼアキサンチンは、野菜・果実・卵黄などに含まれる成分。私たちの血液中にも存在している、カロテノイドのひとつです。
眼球では網膜の中心に位置しており、視機能を司る色素は、主にルテインとゼアキサンチンから構成されています。欧米を中心に、加齢黄斑変性症や白内障の予防に関する研究が進められています。
■次世代アイケア成分!
上記でご紹介した3つの成分と併せて、もしくは単体としてもそのアイケア機能が注目されているのが下記の2成分。
すでに様々な商品が発売されていますが、まだ研究されている内容も多く、今後ますます機能性が高まると言われています。
(4)クロセチン
クチナシの果実などに含まれる、希少な天然カロテノイド。疲れ目のケアなどに期待されています。
(5)黒大豆種皮エキス
別名:黒大豆ポリフェノール。黒大豆種皮抽出物は抗酸化作用など、様々な機能性が期待されている次世代成分。目のアンチエイジングなど、アイケアの分野でも導入が進んでいます。
ブルーベリー以外にも、こんなにもたくさんの目にいい成分が存在するのですね!
症状に合わせて選ぶのはもちろん、日頃からケアする意味でも、是非新アイケア成分をサプリメントなどで取り入れてみてはいかがでしょうか?