https://news.yahoo.co.jp/articles/a18cd991b52e2bb53d8f47a0c5f1974b45246f90
神戸大学の研究グループは、新型コロナウイルスの患者を受け入れていた病院を調査し、適正な予防で院内感染は防げるとする考えを明らかにしました。
調査は兵庫県立加古川医療センターで行われました。医療従事者509人を対象に抗体検査をした結果、全員が抗体を持っておらず、感染歴がないことがわかりました。この病院では、陽性患者の対応時には防護具を着用することや、発熱患者らと他の患者が同じエレベーターを利用しないようにするなどの予防策がとられていました。研究グループは、医療従事者が市中感染する可能性はあるものの、「適正な予防により、患者からの感染については防げる」との見解を示しました。
コメントから
こういう血清疫学調査を行うと必ず抗体検査キットの信頼性(精度)が低いとか、調査対象が少ない等と言う意見が出てきますが、厚労省が行った日赤の保存検体を使用した抗体検査キットの性能評価と違って、ちゃんと新型コロナウイルス感染陽性患者に対する感度も確認されており、森康子教授の主導された調査だけあって確かなものだなと感じました