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「何もできなかった」=動かぬ登山者、複数目撃 御嶽山、今後も噴火の可能性

2014-09-28 | 地震

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140928-00000048-jij-sociから

「何もできなかった」=動かぬ登山者、複数目撃―リュックで命拾いも・御嶽山噴火

時事通信 9月28日(日)16時3分配信

 「灰に埋もれて動かなくなっている人を見た」「どうすることもできなかった」。御嶽山山頂で噴火活動に巻き込まれ、9合目の山小屋で一夜を明かした登山者らが28日午前、岐阜県側から下山し、山頂付近での過酷な体験を振り返った。
 千葉県松戸市の女性(69)は27日午前、妹や友人と3人で剣ケ峰に登頂。山頂にある社務所のそばで昼食を取ろうとリュックを下ろした瞬間、爆音とともに煙が上がった。噴煙であたりは真っ暗になり、噴石が次々と襲い掛かった。とっさに頭の上に乗せたリュックにも大きな石が当たり、「中の魔法瓶がぺしゃんこにつぶれた」という。
 気付くと、膝の下まで火山灰が積もり、体の上に倒れ込んだ登山者2人の重みで身動きが取れなかった。妹らの手を借りて脱出したが、倒れていた2人は動かなくなっていたという。女性は「既に亡くなっているようだった。他に頭に大けがをして出血している人もいたが、どうすることもできなかった」と声を落とした。
 女性らは社務所の中に逃げ込んだが、絶えず噴石がぶつかる音が鳴り響き、中には屋根を突き破って落ちてくる石も。女性の妹(65)は「背中を負傷した登山者が板に乗せて運び込まれてきた。最初は『痛い、痛い』と言っていたが、30分ほどして動かなくなった」と語り、「私は社務所に近かったから助かった」と表情をこわばらせた。 

最終更新:9月28日(日)19時35分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140928-00050085-yom-sci

御嶽山、今後も噴火の可能性…気象庁予知連

読売新聞 9月28日(日)21時45分配信

 気象庁の火山噴火予知連絡会(会長=藤井敏嗣東京大名誉教授)は28日、御嶽山の噴火に関する拡大幹事会で「火山灰にはマグマに由来する物質は確認されておらず、水蒸気爆発と判断した」との見解をまとめ、発表した。

 今後の見通しについては、「噴火後も火山活動が高まった状態で、今後も噴火が発生する可能性がある」と指摘、噴石や火砕流、降雨時の土石流に警戒するよう呼びかけた。

 見解によると、噴煙は火口から約7000メートル上空に達したと見られ、大きな噴石は火口から1キロの範囲に飛散していた。藤井会長は記者会見で、噴出物の総量を「100万トン程度」と説明し、噴火の規模は比較的小規模だったと評価した。

 火砕流は火口の南西方向に約3キロ流れ下りたが、樹木に焦げた跡が見つからなかったため、火砕流としては低温だったとした。

 噴火の指標となる火山性微動は続いているが、頻度は減少。地殻に大きな変化がないため、「大規模噴火につながる兆候は認められない」とした。終息時期について、藤井会長は「現時点ではわからない」とした。

最終更新:9月28日(日)23時17分

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