幸せの深呼吸

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ツイートから1月22日の2 ファイザーやアストラゼネカのワクチン臨床試験が終了するのは2023年今は緊急使用&アクテムラ死亡率を上昇させる可能性 他

2021-01-22 | 医療、健康

我が師である崎谷先生の記事です。ぜひお読みください。そしてできれば拡散してください!!

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=3435421163237248&id=100003081940396

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1) Tocilizumab(アクテムラ)は死亡率を上昇させる可能性
2) 南アフリカ変異株501Y.V2は回復期血漿をエスケープする
3) パナソニックがワクチン用の保冷容器を開発
4) 現時点で3万人が自宅療養中で、1週間で1.7倍に急増
5) 自宅療養中に急変し自宅で死亡した例は16人。約半数は60代以下。
6) 少なくとも14日時点までは都内での変異株の市中流行はなさそう
7) ロックダウン下のオーストリアで1万人規模のデモ
8) イギリス:ロックダウンでも感染抑制効果が確認できず

「報じられている死者数なんてくだらない。
何をするにも一切権利のない中国のようになるのは嫌だ」
(オーストリアでのデモ参加者)
何をするにも一切権利のない中国のようになるのは嫌だ」

●Tocilizumab(アクテムラ)は死亡率を上昇させる可能性
→BMJにRCTの結果が発表されました。
15日時点の死亡率が投与群のほうで高かったため、試験は早期中止という結果。
IL-6阻害薬は先日、有効という大規模RCTの結果が出て決着がついたと思っていましたが、良く分からなくなってきました。

回復期血漿治療やIL-6阻害薬の治療効果については矛盾した結果が多く、解釈が非常に難しいです。
「一部のサブグループでは有効だが、一部のサブグループには有害である」という事かもしれません。
https://t.co/sBO35Grdhs?amp=1
(結果)
・129人を登録した段階でTocilizumab群の15日目の死亡率が高かったため、データモニタリング委員会により試験の早期中止が勧告された。
・129人の平均年齢は57歳(SD 14)、男性68%だった。全例で追跡調査を完了できた。

・結果の概要
主要評価項目はp=0.32で有意差はありませんが、Tocilizumab群で数字上は悪いです(28% vs 20%)。
二次評価項目で28日死亡率は21% vs 9%でTocilizumab群が悪い傾向(p=0.09)。
day 15, 28時点のSOFA scoreでもTocilizumab投与が有効である傾向すらありません。

・経時的臨床状態の変化を6段階で提示した図です。
6が死亡を表しています。
上段がTocilizumab、下段が標準治療。
投与後3日目の早期から死亡者が増えているように見えます。
一方で投与後3日目から軽症例の回復が早めているような印象もあります。

・経時的臨床状態の変化を6段階で提示した図です。
6が死亡を表しています。
上段がTocilizumab、下段が標準治療。
投与後3日目の早期から死亡者が増えているように見えます。
一方で投与後3日目から軽症例の回復が早めているような印象もあります。
https://t.co/5558cTMTVQ?amp=1

→これで、私が把握する限りでは、IL-6阻害薬についてはRCTが4つ。
3つは効果なし、1つのみ効果ありという結果になります。
イギリスはこの後、治療方針をどうするのでしょうか?

●日本の状況
→東京都の推移
東京都 新型コロナ 新たに1471人感染確認
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210121/k10012825991000.html
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都内で新たに1471人が新型コロナウイルスに感染していることを確認
都の基準で集計した21日時点の重症の患者は、過去最多の160人だった20日より1人減って159人
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本日の全国の感染数・推移
神奈川731人、大阪501人、千葉480人、埼玉436人、
福岡285人、愛知270人、兵庫237人、北海道130人、京都140人、
茨城83人、宮城83人、沖縄68人、群馬65人、静岡60人
滋賀57人、岐阜57人、宮城51人
栃木49人、熊本40人、奈良38人、三重34人、大分33人
1月20日 新たに確認された感染者数
https://t.co/90gSdETBQF?amp=1

→患者急増のため、入院やホテル療養は物理的に不可能になっています。
現時点で3万人が自宅療養中で、1週間で1.7倍に急増していると。
コロナ自宅療養、3万人超す 1週間で1.7倍に急増
https://news.yahoo.co.jp/articles/8687c485c48a983d1bd585077396ce50af1e2fef

→自宅療養中の患者の急変による死亡
同様の事例が増えてくる可能性が高いと思われます。
持病ある陽性の60代男性、自力歩行でき「入院不要」の判断…翌日自宅で死亡確認
https://t.co/SZ9lumKSws?amp=1

→現時点で自宅療養中に急変し、自宅で死亡した例は16人
無症状例の急変による死亡が2例あるようです。
感染し「自宅で死亡」16人、無症状で容体急変した例も
https://t.co/v98qdXTaRV?amp=1

・自宅療養中死亡16例の年齢
60代あるいはそれ以下が7例と半数近いです。
高齢者や重篤な基礎疾患を持つほど入院の優先順位が上がるため、自宅療養の急変死は比較的若年者が多くなるという事でしょう。


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