https://news.yahoo.co.jp/articles/0d30614c7228726383105d0a9dbb382eb1afbda6
5日午前1時35分ごろ、静岡県吉田町川尻のレック静岡第2工場(鉄筋2階建て、延べ約7000平方メートル)から出火、午前9時半現在も煙が出続けており、鎮火に至っていない。静岡市消防や県警によると、現場に駆けつけた消防隊員3人、警察官1人と連絡がとれなくなっており、消火と捜索を急ぐ。また、県警は「有毒ガスが出ている」として付近に近づかないように呼びかけ始めた。
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連絡がとれなくなった消防隊員は吉田消防署所属のいずれも男性で、指揮隊員(52)▽救助隊員(45)▽救助隊員(38)の3人。防火服を身につけ、無線を持っていたが、午前2時15分以降、連絡が途絶えた。一方、県警牧之原署によると、行方不明の警察官は「中を見てくる」と話して建物に入った後、連絡がとれていない。
建物は倉庫や作業場として利用されているとみられ、スポンジなどが保管されている。市消防によると、建物内は煙が充満しているほか、熱気がすさまじいため、進入が困難で捜索が難航している。また、火災に関連して消防隊員2人を含む3人がけがをしたという。
現場は東名高速道路吉田インターチェンジから南東に約4キロ。一帯に工場が建ち並んでいる。