先週イギリスの繁殖牝馬セールで社台グループが
ユーロシャーリーンって馬を75万ギニー(日本円で約1億1025万)で落札したようだが
確かイギリスの通貨ポンドじゃなかったっけ?
疑問に思い調べたら
解りました
昔イギリスはギニーを通貨で使っていた(1813年くらいまで)
1000ギニーとか2000ギニーとかのレース名がありますがその名残だそうです
1ギニー=21シリング=1.05ポンドって計算らしいです
1ポンド=20シリング
1シリングの差が出る
75万ギニーだと78万7500ポンドになります
ここに誤差が出るがギニーで支払えばチップの意味合いもあるみたいです
それとギニー表示の方が安く思えるので支払う側に心理的効果もあるようです
ちなみに馬の購買取引は今でもギニーを使っていて
それでセールの落札額もポンドではなくギニーなのです
さすがは競馬発祥の地ですね
それと社台グループがディープインパクトの嫁探しに積極的ですね
落札したユーロシャーリーンは
今年のドバイターフでリアルスティールの2着だった馬
父マイボーイチャーリーG1は1勝(6F1200m)
その父はデインタイム~デインヒルの流れ(ダンジグ系)
母ユーロリンクアルテミスはG12勝(8FロッキンジS・8FサセックスS)1600m
父はコモングラウンド
母父からクリス~エタンの流れ(エタン系)
クリスは現役時は16戦14勝
兄弟にシャーペンアップ・ダイイシスとエタン系の基礎種牡馬がいる
父母系どっちもスプリンター~マイラー傾向だが
ユーロシャーリーンは牝馬限定G1ビヴァリーDS9.5F(1911m)のG1を勝っている
そしてビヴァリーDSを2011年に制しているのは
今週阪神ジュベナイルフィリーズに出走する
フランケル産駒ソウルスターリングの母
スタセリタ
多分ドバイターフの走りで購入を考えたと思うが
ディープインパクトをつけるためでしょう
当然だと思いますが来年ディープインパクトと交配する予定で
気が早いが期待したい
距離は1600m~2200mの仔が出そうだが
実際は走りを見て判断したいと思います
ギニーの疑問からここまで解ることもなかなかないので
大事にしていきたいね
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