今年で平成最後のダービーですが
過去29回で最弱のダービー馬について調べてみましょう
平成元年1989年のダービー馬
ウィナーズサークル
郷原洋行
3番人気
皐月2着ダービー1着菊花10着
当時まだ18頭フルゲートではなく出走24頭
まあこの中で勝つんですから相当な運を持っている
名前も勝たないと行けないところですからね
菊花賞10着後引退してますから決して弱い訳では無い
1990年
アイネスフウジン
中野栄治3番人気
皐月2着ダービー1着
レース後脚部不安になり懸命の治療も復帰できず
強いまま引退
2着メジロライアン3着ホワイトストーン5着皐月賞馬ハクタイセイ
菊花賞ではメジロマックイーンなど
ダービー後のコメントで高松さんのところの葦毛が秋怖いと名言も出ている(3着だったホワイトストーン)
非常にレベルの高い年でした
1991年トウカイテイオー
1992年ミホノブルボン
1993年ウイニングチケット
1994年ナリタブライアン
ここら辺は強い
最も最弱と言われているのが
1995年タヤスツヨシ
サンデーサイレンス初年度産駒で
皐月賞は同じサンデーサイレンス産駒
ジェニュインの2着
ダービーは1・2着入れ替わりだったが
なぜ最弱と言われているのか?
それは秋の成績
ジェニュインが距離適性から秋は中距離路線に行ったので
2冠を狙えるのはタヤスツヨシだけでした
秋初戦
G2神戸新聞杯芝2000m
単勝1・3倍の断然一番人気
まあ負けるはずがないと思っていたが
直線伸びず5着が精いっぱい
まあ+8kgだし本番は大丈夫だろう?と大方の予想
前走の惨敗からトライアルをもう一つ使ってきた
G2京都新聞杯芝2200m
今回は馬体重±0で出走し今度こそ
人気は前回よりは落ちたが単勝2・7倍の1番人気
しかしレースは
生涯最高のデキだったナリタキングオーと
後に菊花賞を制すマヤノトップガンの前に
またしても直線弾けず7着
ここら辺であれ?タヤスツヨシもしかして弱いんじゃ?ってなった
だいたいダービー馬の秋初戦はほぼ勝ちあがるが
このタヤスツヨシのトライアル2戦の負け方は当時かなり印象に残っています
ワタクシの師匠は
ナリタキングオーとマヤノトップガンの馬連1点で当ててたよ
このときのナリタキングオーが生涯最高の出来だって水曜日辺りから言っていた
見事当たったんで週明けにスゲーってなった
因みにワタクシ
タヤスツヨシ信じてました
そして本番菊花賞
5番人気で走りましたが最後方から追い込むも6着
勝ったのは秋に急成長しトライアル2戦とも2着だったマヤノトップガン
ワタクシと師匠は
マヤノトップガンから3着ホッカイルソーと牝馬でオークス馬ダンスパートナーを買ってましたが
2着トウカイパレスは買ってませんでした
菊花賞後放牧に出され年内休養
立直しをはかり
翌年天皇賞春を目標にしていたが屈腱炎を発症し引退となりました
ダービー後そんなに負けていないがファンが思ってた以上に負けたのが最弱と言われる原因なのでは?
と思います
それとG1で争ったジェニュインもなかなか勝ち切れず
皐月賞勝ってから次の勝ちは1年半後のG1マイルCS
以後人気にはなるが風が吹くと走らないとか弱点が露呈し
ライバルも強かったのでもしタヤスツヨシが順調だったとしていも
結果は出なかったと推測します
2000年代に入り
2000年
アグネスフライト
ダービーで奇跡の勝利を挙げたがその後泣かず飛ばす
まあ全弟アグネスタキオンのほうが強かったね
ポストタヤスツヨシと呼ばれるのが
2014年
ワンアンドオンリー
皐月4着ダービー1着菊花9着
正直ワタクシも萩Sで勝って3着フェルメッツァだった時見ていたが
ダービー勝つとは全く思わなかった
印象はあんまり強い感じはしなかったんだよな~
今年は1強説が濃厚だが
18頭フルゲートになった1992年から26回分のデータ
26回中
1番人気が15回も勝っている
2番人気が3回
3番人気が5回
ダービーに関しては1番人気から買うのがセオリー
ただし例外も
26回中23回は1番人気~3番人気が勝っているが
残りの3回
1996年フサイチコンコルド7番人気
1997年サニーブライアン 6番人気
2010年エイシンフラッシュ7番人気
と波乱になることもある
しかし1番人気はしっかり馬券圏内に来ているので
1996年ダンスインザダーク2着
1997年メジロブライト 3着
2010年ヴィクトワールピサ3着
馬券は1番人気からが鉄則
今年はダノンプレミアムが1番人気になりそうなので
追切・枠見ずともダノンプレミアム本命
2・3着を見つけるだけのレースになりました
平成最後のダービー無敗のダービー馬誕生で締めてほしい
参考まで