短く繋いでいこう。
(7) 易感染性
(U) 水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)感染症(ヒト・ヘルペスウイルス3型(HHV-3)感染症) (つづき)
特殊な帯状疱疹を眺めていた筈なので、めまい・耳鳴り・難聴の項はとりあえず終わりにして、次の項目へいこう(また、少し出てくるけど・・・)。
(e) 一部の頭痛
頭痛については、いろいろな原因があると思うけど、噂話だと、昨年寒い時期には増加していたらしい。某掲示板の放射能板から、
457 :名無しに影響はない(東京都):2011/12/07(水) 18:10:23.73 ID:z67a8Snf
1ヶ月数名から1日数名じゃ30倍だよ
やっぱり増えてるんだね
> 785 名前:M7.74(関東・甲信越)[] 投稿日:2011/12/07(水) 16:58:03.29 ID:XFdcX3hnO
> [sage]
> ニュースで言ってましたが今年は寒暖差による頭痛患者が増えてるそうです。
> ある病院では例年は1ヶ月あたり数名の患者だったのが、今年は1日に5~6人になったそうです。
> 皆さん気をつけましょう。
483 :名無しに影響はない(東京都):2011/12/08(木) 16:58:14.78 ID:wjNj10zb
>>457
友達は頭痛→くも膜下出血になった。
あまりにも酷い場合は精密検査受けたほうがいい。
みんな、気を付けて。
そういう自分も頭痛が酷いんだけど、CT受けても別に大丈夫なんだよね。
ヘルペスが再発しているんじゃないかと思ってガクブル。
あ、でも甲状腺機能は平気だったな。
●の影響によって脳血管系の病気が増加すると言われているが、その場合も初期の症状は頭痛から始まると推測される。このため、頭痛については、いつもと違った感じがするなら、慎重に対処する必要があるだろう。サイト「分かりやすい図解・脳神経外科領域の各種疾患主な症状と治療、また予防について」から、
頭痛について
http://www011.upp.so-net.ne.jp/konkonfj8/ha.html
家で様子を見ていてはいけない頭痛の代表例というと、くも膜下出血、脳腫瘍、髄膜炎などがあります。危険な頭痛かどうか、というのは一概には言えませんが、一般には、頭蓋内圧が上がるため、頭痛の他に、血圧が160くらいに上がることが多く、頻回に嘔吐します。また、髄膜刺激症状といい、首が硬くなり、前屈しにくくなります(項部硬直)。しかし、「いつもと違うな」と感じたら、迷わず受診するのが賢明です。
頭痛と水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)との関係を初めに指摘したのは、多分、清水俊彦氏(頭痛専門医。東京女子医科大学脳神経センター頭痛外来客員教授)だろうか。この点を解説した読売新聞の記事を引用しているサイト「個人的なメモ」の記事から、
【頭痛の原因】帯状疱疹ウイルスの頭痛、早期の服薬で効果
2009年10月8日
http://kio9.blogspot.jp/2009/10/zoster-virus-headache-effect-early.html
早期の服薬がカギ 帯状疱疹ウイルスの頭痛
・・・
こうして起きる病気の代表的なものは、皮膚に帯状の水ぶくれができ、激痛を伴う「帯状疱疹」だ。近年、これに加え、「三叉(さんさ)神経痛」や「後頭神経痛」など、皮膚症状は出ず、痛みや感覚のまひなどの神経症状だけが出る病気が起きることも明らかになってきた。
清水さんは「片頭痛」の患者の6割が感じる症状(頭皮の違和感など)に着目。帯状疱疹ウイルスとの関係を調べたところ、ウイルスが増えている患者は、増えていない患者の4・3倍、症状を強く感じていた。そうした症状を伴う片頭痛はウイルスが原因の可能性が高いと示すこの研究は、国際頭痛学会でも注目を浴びた。
清水さんの診察経験の中では、緊張型頭痛を除く慢性頭痛の半分、めまいや耳鳴り、突発性難聴の3割は、帯状疱疹ウイルスがかかわる可能性が高い。
・・・
(2009年10月8日 読売新聞) (強調は引用者)
めまい、耳鳴り、難聴については、七戸氏が既に唱えていた内容にかなり近いけど、清水氏は、一部の頭痛についても水痘・帯状疱疹ウイルスと関連していると指摘し、その前提で治療を行い症状の改善がみられているようである。
このような頭痛も、皮膚症状が出ない帯状疱疹なので、無疱疹性帯状疱疹の一種と考えることができるだろう。帯状疱疹の本態は神経の炎症であると考えれば、それほど違和感はないと言えるだろう。
なお、上記引用に出てくる「慢性頭痛」の代表例は、緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛の3種類があるとされている。これらの詳細については、1番目のURLの記事を参照してほしい。
清水氏が頭痛と水痘・帯状疱疹ウイルスとの関係に気づいた経緯については、マキノ出版のサイトから(出版社サイトの清水氏の著作の宣伝頁。「はじめに」と「目次」が閲覧可能)、
『頭痛、めまい、耳鳴り、難聴は治せる』
http://www.makino-g.jp/bookdetail/isbn/978-4-8376-1218-6/
はじめに
・・・
最初にこの帯状疱疹ウイルスの頭痛への関与に気づいたのは、大学の頭痛外来で、併設されている糖尿病センターの担当医師からの紹介でいらっしゃる頭痛患者様の大半が後頭神経痛であったことに疑問を抱き始めたことでした。どうしてだろう? 初期には糖尿病の患者様は神経に栄養を送る細い動脈の血行障害に由来する末梢神経障害をきたすことが多いので、そのためであろうと考えていました。しかし、ある患者様が初診時には神経痛だけだったのに、その一週間後、頭部に帯状疱疹の皮疹を出されて再受診された際に、その答えが浮かんできたのです。
すなわち、糖尿病の患者様は免疫力が低下しており、そのためおそらくは小児期に感染し、潜在していた水痘ウイルス(帯状疱疹ウイルス)が再活性化されて神経痛の症状を出してきたのだとわかったのです。・・・
免疫力の低下に関しては、清水氏の別の著作からも(清水俊彦 「頭痛 耳鳴り めまい 難聴 を治す本」 主婦の友社、2009.10月)、
毎日、多くの患者さんを診ているなかで、傾向として感じられるのは、帯状疱疹ウイルスが関係してめまい、耳鳴り、難聴などの神経症状を起こしている患者さんは、免疫力の強さがどちらかというと弱い家系の人に多い、ということです。
そのため、家族のなかに、帯状疱疹になったことがある人がある人や、糖尿病あるいは境界型糖尿病の人がいる場合は、患者さん自身も、免疫力が低下しやすい素因をもっているかもしれないという前提のもと、症状の原因として、免疫力の低下が招く帯状疱疹ウイルスの再活性化も視野に入れながら、診察や検査を進めていきます。 (同書39頁)
免疫力の弱い人が水痘・帯状疱疹ウイルスの回帰発症(再活性化)を招き易い、という指摘である。●の影響によっても易感染性(免疫力の低下)が起こると言われている点を思い出す必要があるだろう。
ちなみに、清水氏が診察する際の通常の手順については、サイト「オムロン ヘルスケア」から、
健康・医療トピックス vol.83 片頭痛に帯状疱疹ウイルスが関与!
http://www.healthcare.omron.co.jp/resource/topics/83
激しい頭痛で受診すると、問診後にCTもしくはMRI検査を行って、聴神経腫瘍などの深刻な病気が隠れていないかをチェックし、片頭痛、群発頭痛と診断されると、特定の患者さんには血液検査で「帯状疱疹ウイルスの抗体価」を測定するのです。
深刻な病気でないことを確認してから、血液検査で水痘・帯状疱疹ウイルスの抗体が活性化しているかどうかを調べるらしい。
以前に単純ヘルペスウイルス感染症の記事(ココ)でも頭痛の例に少し触れて別の機会にとしたので、ここでまとめておこう。単純ヘルペスが出る際に、発熱・頭痛などの症状が出る人がいるけど、なかには主に頭痛ということがあるだろう。例えば、見つけにくい疱疹の場合の例だと、噂話ベースだけどツイッターから、
@1_2_3_for_5
最近皆様にご心配おかけしている私の体調ですが、今日病院に行ってみてストレスが原因で単発疱疹?(帯状疱疹の単発版?)要はヘルペスウイルスが起こしてる頭痛ではないかと診断されました。お医者さんに言われて気がついたんだけど顔や首のあたり左側にちっちゃいぽっちがいくつかあるんだよね。 2012年11月27日
@1_2_3_for_5
今はヘルペスウイルス抑える薬とストレスから偏頭痛起きるかもなので偏頭痛予防の薬飲み始めました。もしこれ飲みきっても頭痛が続くようなら抗うつ剤とか使って別な治療が必要になるそうです。今から抗うつ剤使っちゃうとどれが原因かがわからなくなるのでまずヘルペスをたたくみたいです。 2012年11月27日
@1_2_3_for_5
@hayachan2 いや、帯状疱疹ではなくヘルペスみたいだから^^; 言われてみればちょっとぽっちが痒いかな?って程度で痛くないの^^; でもありがとうね!まだ行けるライブは来年だけど元気にライブ行けるように治します|・∇・)b 2012年11月27日
別の例で、疱疹ありで頭痛が酷くなっていった場合だと、サイト「アスクドクターズ」から(但し、会員以外は一部閲覧不可の可能性あり)、
単純ヘルペスと頭痛
質問日時 2008/10/12
http://atopy.askdoctors.jp/qa/skin-atopy-and-athletes-foot/skin-disease/t488252.do
単純ヘルペスによる頭痛の場合は、ヘルペス脳炎やウイルス性髄膜炎に発展するおそれもあるので注意が必要だろう。おまけで、gooヘルスケアから、
髄膜炎・脳炎とは
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10820100.html