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カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

「黄スミレ」の花の咲く頃

2022-04-09 16:21:52 | おでかけ

 新聞の花の便りに誘われて、急遽阿蘇に行くことになった。

 目的地は北外輪山で、野焼きの後に咲いた「黄スミレ」が見頃らしい。

 暫くすると草丈も大きくなって、黄スミレは見つけにくくなる。

 おにぎり弁当をこしらえて出発進行。

 

 (北外輪山から阿蘇五岳)

 

 (北外輪山:大観望から高岳・根子岳)

 

 (野焼きの後の黄スミレの群落)

 黒いススキの焼け跡の中に、黄色いスミレが群生しているのが見える。

 

 (黒い焼け跡と黄色のスミレ)

 黒い焼け跡に黄色のスミレが好対照。

 遠くに根子岳と高岳を望む。

 

 (黄スミレ)

 「黄スミレ」は10cmくらいの高さで、花は直径1.5cmほどの多年草。

 氷河期に朝鮮半島の方から渡ってきた種らしい。

 県の準絶滅危惧種に指定されている。

 雄大な阿蘇のカルデラを眺めていたら、上空にパラグライダーが飛んできた。

 

 (パラグライダー)

 な~んか昔からこのパラグライダーが好き。

 エンジンも飛行場もなしで、手軽にフワリフワリは羨ましい。

 2月の終わり頃から始まる野焼きは、千年以上も続く阿蘇の一大風物詩。

 この野焼きの後の真っ黒な大地が、「黄スミレ」から始まって「牧草」や「クララ」の茂る緑の大地に変わっていく。

 

 (野焼きの後の黒い山と、「草泊まり」の展示)

 西原村の萌の里にある公園の一角に「草泊まり」が展示されている。

 草原で牧草刈りの作業をするときの、泊まったり休憩したりする茅葺きの小屋である。

 野焼きは、外輪山一帯ならびに草千里を始めとする阿蘇五岳一帯でも行われる。

 阿蘇の伝統的景観を守ろうと、県内外から大勢のボランティアが野焼きに参加する。

 自然と人との共生ということで、世界文化遺産登録を目指している。

 「天を衝く炎で阿蘇は衣替え」・・・しろ猫

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