露草 Commelina communis 懐かしい関係
花言葉の「懐かしい関係」は、この植物の学名の基になった伯父と甥のコメリンが二人ともアムステルダム薬草園の園長だったことにちなむとも言われています。
古くから日本人に親しまれた露草(古名では「つきくさ(月草・鴨頭草)」)は、『万葉集』にも詠われています。
朝咲いた花が昼しぼむことから、儚さの象徴として詠まれたものが多いようです。
朝露に 咲きすさびたる つき草の 日くたつなへに 消ぬべく思ほゆ
朝咲き 夕は消ぬる つき草の 消ぬべき戀も 吾はするかも