Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

日日是好日 一日一日を大切に頑張って行きましょう ξ^_^ξ

◆豹は死して皮を留め人は死して名を留む 『新五代史 王彦章伝』

2024-06-20 14:44:34 | Weblog


オキザリス・ブラジリエンシス(ハナカタバミ、Wood sorrel) Oxalis 
                     輝く心 決してあなたを捨てません

 
豹は死んだ後にも美しい毛皮を残す。
人間も死んだ後には名を残さなくては為らない、と云う教え。



王彦章(863~923年)と云う人は、字は賢明で、寿張(山東陽谷)の出身。
人となりは勇猛で、体力があり、裸足で茨の上を百歩も走ることが出来たそうです。
彼はあまり本を読んでいませんでしたが、忠義心があったとあり、
口ぐせが「豹は死して皮を留め人は死して名を留む」だったと残されています。

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菜根譚 前集170項

2024-06-20 14:16:07 | Weblog


ハイビスカス・バイロンメッツ

我貴而人奉之、奉此峨冠大帯也。
我賤而人侮之、侮此布衣草履也。
然則原非奉我、我胡為喜。
原非侮我、我胡為怒。

我、貴くして、人、之れを奉ずるは、此の峨冠大帯を奉ずるなり。
我、賤しくして、人、之れを侮るは、此の布衣草履を侮るなり。
然らば則ち、原より我を奉ずるに非ず、我、胡為れぞ喜ばん。
原より我を侮るに非ず、我、胡為れぞ怒らん。
 

「毀誉褒貶の真相」
私が高位高官で、人がその私を尊敬するのは、私の身に着けた高位高官を示す冠や礼服を尊敬するのである。
私が身分が賤しくて、人がその私を軽蔑するのは、私の身に着けた粗末な衣服や藁靴を軽蔑する為である。
もしそうであるなら、人は元々私そのものを尊敬するのではないのであって、私はどうして喜ぶ必要があろうか。
また、人は元々私そのものを軽蔑するのではないのであって、私はどうして怒る必要があろうか。

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