景色の写真は2013年の日和山からの風景
新聞記事は2024年(令和6年)5月5日の朝日新聞より
どんぐりさんから、新聞記事の紹介がありました。
石巻に大佛建立の計画がすすんでいるという内容です。
河北新報の記事も見つけました。
それは、2023年3月15日「石巻・門脇に『いのり大佛』建立へ 西光寺などのプロジェクト始動」という見出しです。
門脇地区にある西光寺の樋口伸生住職(60)が代表を務め、西光寺震災遺族会「(蓮)はすの会」や趣旨に賛同する各地の僧侶、復興支援を機に親交を深めた石材店などが協力するということです。
市震災遺構門脇小となりの西光寺墓地にある慰霊広場「祈りの丘」に、台座や光背を含めて高さ約5メートルの阿弥陀如来坐像(ざぞう)を建立するとのことです。西光寺での計画発表会では、樋口住職が「12年がすぎても癒されない悲しみと苦しみを抱えた遺族や、人生に苦悩する人、みんなのために仏様をお迎えしたい」と話したそうです。
2年後(2025年)3月11日建立を目指しています。
事業費は、4000万~5000万を見込み寄付を募っています。
連絡先は西光寺 0225(22)1264 です。
以上は2023年3月15日の河北新報の内容です。
初めの写真の2024年5月5日の朝日新聞の記事には、「いのり大佛」建立ための費用を集めるため、全国を行脚している山谷にある寺の住職、吉永岳彦さん(45)のことなどが書かれています。
吉永さんは、台東区清川の浄土宗 光照院の住職です。
光照院は全国有数の「日雇い労働者の街」として知られている山谷に近いところで、吉永さんは路上で暮らす人たちの支援を続けてきました。東日本大震災の直後からボランティアとして被災地に入り、そこで子どもを失った親たちの苦しい胸の内を聞いてきており、「苦しい時、複雑な気持ちを丸抱えしてくれる存在が欲しい」という訴えをきっかけに「いのり大佛プロジェクト」が始動したことが書いてあります。
プロジェクトの代表は、石巻市にある浄土宗西光寺の住職樋口伸生さん。吉永さんは勧進僧代表として、このプロジェクトに関わっているとのことです。
「いのり大佛」には東日本大震災だけではなく、コロナ禍世界各地の戦争や紛争で大切な人を亡くした人たちが祈ることができるよう、との願いも込められているとのことです。
これまでに3000万円分の寄付が集まり、残りの3000万円を募っています。
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来年3月11日を目指しているのですね。素晴らしいプロジェクトだと思いました。
次の写真は震災直後の雲雀野町海岸の風景です。
※ イラストはフリー素材です。