やっと木々が綺麗に紅葉してきました。
コロナ感染も落ち着きを見せ、やっと以前の日常も少しずつ戻り始めているこの頃です。
紅葉狩りを楽しむ人々の姿も報道され、例年より暖かめの陽ざしにも恵まれほっとするひと時がありますね。
文化の日に向けて文化勲章受章者の発表もあり、何かと明るい雰囲気が感じられます。
そんな時期に石巻の明るいニュースが河北新報(2021,11月4日)に掲載されていました。
東日本大震災の津波により被災し、解体されていた石巻文化センターに替わり石巻市博物館が開館されたということです。
以下に大体の内容をお知らせします。文化の秋にふさわしい嬉しいニュースです。
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石巻市博物館が市郊外の開成地区の市複合文化施設内に3日に開館しました。
東日本大震災の津波で被災して解体された石巻文化センターに替わり新たな文化拠点の役割を担うとのことです。
展示室は常設展示室が830平方メートル、企画展示室370平方メートル、計370平方メートル。
常設展示室は「大海と海」をテーマに石巻の歴史を解説。
古代東北の支配拠点だった桃生城の模型や、宮城県内でも石巻地域で確認数が多いとされる中世の供養塔「板碑」を説明するコーナー、江戸時代の後期の街並みを記した「石巻絵図」の拡大パネルなどがあるそうです。
企画展示室では被災後に修復された彫刻や絵画など収蔵品55点を並べ、震災時に活動した「文化財レスキュー」に焦点を当てています。
石巻在住のある方(84)は歴史研究家毛利総七郎が収集した毛利コレクションを鑑賞して「知らなかったことを新たに勉強できる素晴らしい展示だ」と話したそうです。
開館時間は 午前9時~午後5時 休館は月曜、祝日の場合は翌日 とのことです。
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昔 毛利コレクションという名前は聞いたことがあったと思いますが、あえて見る機会はありませんでした。
このように新しく整備され報道されると足を運ぶ人がふえるのではないでしょうか。
石巻の歴史、震災後にだんだん知る機会が増えてきたように思います。
そのうちぜひ訪れてみたいものです。