松に梅 でなくて木瓜(ぼけ)。
この組み合わせを見ただけで正月を連想する。
我が脳の単純さよ。
それだけ正月のイメージをがっつり飲み込んでいるってこと。
それはいいことだったり困ったことだったり。
いいことは、簡単にめでたい気分になれること。
困ったことは、それ以外の感想をもちにくくなること。
なんで ? と気づけばいいのだけれど、意外にならない。
本来の趣旨を見抜けず、けしからんとか恥ずかしいとか言う。
現代美術界隈では そのようなことが頻繁に起きる。
その度に、自分はどの位置につけばいいのかと模索する。
常識人でいたいのか、了見の広い理解者になりたいのか・・・
自分がどうあればいいのか分からなくなって頭の中がぐるぐる。
もっと素直に びっくりしたぁ おもしろっ なんじゃこりゃ と言えばいい。
いい子で育った(?)自分にはそれがなかなか難しい。
花を見て、あー、正月だからね ととりすますのも危うい。
気を付けろ〜 騙されるんじゃないぞ〜 早く目を覚ませ〜
と 自分に声かけ。