心象風景 絵描きブログ

美術のこと、旅のこと、いろいろを心象風景を描くようにつづる絵描きの雑記。

「猫の手研究所」 通信 62

2022-08-07 22:12:25 | 記憶のかけら

探偵団の子供達には一度おかえりいただいた。

後ほど連絡するという約束で。

静まりかえった部屋の床に、南納が寝そべってこちらを見ている。

で どうすんの ?  って言われてるな。

溜まりすぎた雑用を少し片付けてから、探偵団の事件簿を取り上げるつもり。

事件でない事件という意味では 謎のふみさん探しも同じだ。

ふみさんの姿を追うことで、いろんな人の人生に触れた。

猫殿との思い出としても貴重なものになっている。

舞い込んだ事件は自分への必須課題なのかもしれない。

代償の有無で行動を変えるのは自分でも許せない。

明日、探偵団に提案することを南納に約束した。