貧乏日記2023

ひなびた黄昏の地方都市に住む、初老の非正規パート事務員(奇跡的に、2025年3月末まで延長してもらいました)の貧乏物語。

郵便不正押収資料改竄 深まる捜査の「闇」 検察当局、主任検事から聴取

2010-09-21 18:34:42 | Weblog
郵便不正押収資料改竄 深まる捜査の「闇」 検察当局、主任検事から聴取
2010年9月21日(火)14:54 産経

 どこまで捜査の「闇」は深まるのか。郵便不正事件で大阪地検特捜部の前田恒彦主任検事が証拠品のフロッピーディスク(FD)の更新日時を改竄(かいざん)していたことが浮上した21日午前、検察幹部は一様に険しい表情を浮かべ、緊急会見など対応に追われた。最高検が証拠隠滅容疑などで捜査に乗り出したことを表明するなど、村木厚子元局長に対する無罪判決で揺らいだ検察当局の「信頼」が根底から崩れ始めた。

 最高検の伊藤鉄男次長検事は21日午前、「最高検において、事実関係を徹底的に捜査した上で、厳正に対処いたします」とのコメントを発表。その後、東京・霞が関の検察庁で緊急会見も行い、「深刻に受け止めている。精いっぱい早く最高検を主体として捜査することを決めた」とし、数人態勢で捜査すると述べた。20日に改竄を行った疑いがある前田検事から事情聴取を行ったという。

 大阪高検の柳俊夫検事長も21日午前、緊急会見。柳検事長は「最高検において事実関係を徹底的に捜査し厳正に対処すると聞いている。高検も捜査に全面協力する」と述べた。検察当局のある幹部は「青天の霹靂(へきれき)。ただごとじゃ済まない」とみけんにしわを寄せ、法と証拠に基づくはずの検事の信じられない行為に「相当問題がある。『法と証拠』と言ってもむなしく聞こえてしまう」と事態を憂慮した。

 一方、大阪地検でも一部の幹部を除いて今回の問題が知らされておらず、捜査に携わった関係者や幹部らに動揺が広がった。ある幹部は「あり得ない」と絶句。現場の検事らは口々に「そんなことをするはずがない」「本当の話か」などと話した。別の幹部は「実際に改竄していたら懲戒免職は避けられない。刑事罰もあり得る」と話した。

 ◆威信吹っ飛ぶ

 元最高検検事の土本武司筑波大名誉教授(刑事法)の話 「データ改竄がもし事実であれば、捜査側が描いたストーリーに合うように証拠を位置付けた疑いがますます強くなる。単なる捜査上のミスにとどまらない犯罪の可能性も出てくる。(物証の捏造は)かつて警察ではあったが、検察はしないという信頼感があった。とうとう出てしまったかという感じだ。改竄が組織的に行われたとなると、すべての検察の権威にかかわってくるし、威信もどこかに吹っ飛んでしまう」



これは酷い、もし本当にやってたら、最悪だね。

本人だけ懲戒免職じゃすまない、関係した検事全員、懲戒免職くらいの気持ちで望まないと、検察の信頼は復活のきっかけすらつかめないだろうな。

こういうことをやると、単に左はかっこいい(国家権力に単に反発しうるだけがかっこいい)という連中が喜ぶだけ。

というより、さすがの僕も、こういう事が本当に為されてたなら、左の存在価値もあると認めざるを得ないね。

とにかく迅速な捜査というか事実関係の解明、厳格な処分をしないといけないね。
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