自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

河津七滝

2017-02-11 | 登山ハイキング
伊豆の万二郎岳、万三郎岳を登ったり、修善寺を訪れたりした時、そのうち河津七滝(ななだる)に行って見ようと思っていた。
稲取温泉の泊まった翌日はすっかり雨が上がって、伊豆らしいぽかぽか陽気になった。
七滝は山の中だから寒いと思っていたが、昨日の寒さとは一変して歩くのにちょうどよかった。
前回来た時に稲取の吊るし雛は十分に堪能したので、稲取駅のをちょい見して河津駅まで電車で移動。
河津駅からバスに揺られること35分くらいで、水垂(みずたれ)バス停で下車。
この七滝ハイキングコースは高低差が激しくて、水垂からだと下りで楽だけど、反対に七滝バス停から歩くと登りで2,3倍はかかるらしい。
というわけで、我々は楽なコースをチョイスしたけど、いきなりの木道の下りでしかも雨上がりで滑りやすくて参った。
河津七滝は本谷川にある7つの滝の事で、約850mくらいなのでゆっくり写真を撮りながら歩いても1時間ちょっと。
全ての滝は「たき」と呼ばずになぜか「たる」と呼ぶらしい。
まず見たのが釜滝(かまだる)で、滝壺が釜の底を思わせるからだそうだ。
私にとっては滝の周りの柱状節理が印象的だった滝で、展望デッキがあった。
2番目がエビ滝。
滝の流れがエビの尾びれに似ているからだそうだけど、いまいちピンと来なかった。
エビ滝と蛇滝の間に46mの面白い吊り橋があってゆらゆらしながら渡った。
片塔式ウエーブ橋というそうで、名付けて「河津踊り子滝見橋」全国的にも珍しいそうだが私も初体験。
渡ったそばには青池のようなコバルトブルーの水が流れていた。
続いて蛇滝。
滝の周りの玄武岩が蛇のうろこに似ているからだって。よく分からないかった。
4つ目が初景滝で「踊り子と私」の像があった。
急な下りはここまでで、これから先は舗装された平坦な遊歩道になり、観光客が増えた。
3本の筋状の滝が豪快に流れていたのが印象的だったけど、武蔵五日市の払沢の滝に比べると可愛いもの。
次なる5つ目の滝はカニ滝。
白い流れとのコントラストが美しい滝とのことだけど。
途中川の中に締め縄をした大きな岩があった。
大岩成就つまり「だいがんじょうじゅ」と読ませていて、大願成就とかけていた。
小石が用意されていて、その小石を大岩のしめ縄の中に投げ入れられたら、願いが叶うそうだ。
6つ目は出合滝(であいだる)で、支流の合流点にあたり、絵馬がずらりと並んでいたのは素敵な出会いを求めてか。
最後の大滝は現在大滝への遊歩道崩落につき近くまで行けず残念だった。
次回機会があったら、八丁池からのコースと踊り子コースそして7滝コースを繋げて歩くのもいいかも。
マイナスイオンをたっぷりと吸いながらの軽ハイキング後、再び河津へ戻って、青空のもとでの河津桜見物。
メジロが盛んに花の蜜を吸っていた。
やっぱり花見はお天気がいい時の方がいいに決まっている。
たった一晩でさらに咲いた感じがした。
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