自然のシャワーを浴びながら:パート2

定年後の主人と晴歩雨読の日々。同じタイトルのニフティのブログ の続きです。

別府・地獄めぐり

2017-06-12 | 国内旅行(温泉)
別府ロープウェイで鶴見岳登山後、地獄めぐりへ。
思い返せば60年くらい前に祖父母に連れられて行ったことを覚えている。
なぜかというと、血の池地獄がすごく怖かったから。
今度も怖いもの見たさに、7か所ある地獄全部を駆け足で見て廻った。
まずは海地獄前でバスを降りて、地獄めぐり共通券を2000円なりで購入して海地獄へ。
中国語韓国語が飛び交って賑やかだったこと。
地獄がある場所は鉄輪・亀川地帯で千年以上前から噴気が噴出していたそうだ。
海地獄はコバルトブルーの池で今から1200年前に鶴見岳の爆発によってできたそう。摂氏98度。
赤池もあった。
地球の鼓動を刻む神秘の大地・国指定名勝の海地獄。
大鬼はすとスイレンとサギ。
続いて向かったのは鬼石坊主地獄。
兵色の熱泥が大小の球状をなして沸騰する様子が坊主頭に似ているから。
鬼石という地名が付いて鬼石坊主地獄で、しばらく見ていたら湧き上がってきて面白かった。
3か所目はかまど地獄。
1丁目から名前が付いていて、ものすごい噴気と共に高熱温泉が出ている地獄。
海外からの観光客がゆで卵などを食べていた。
6丁目はまるで血の池地獄の様な色。
一番噴気がすごかった地獄で、こんな高熱ででゆでられたら‥‥。
4つめの鬼山地獄はガッカリ。別名ワニ地獄。
大正12年に初めて温泉熱を利用したワニの飼育を始めたとかで、泉温は99,1度。

伊豆のバナナワニ園を思い浮かべた。
次に行った国指定名勝・白池地獄は乳白色の地獄だったが、噴出時は無色透明の熱湯らしい。
温泉熱を利用して大型熱帯魚を飼育していた。水槽のピラニア
だんだんとテーマパークのような地獄になって、子供の頃に感じた地獄の恐怖がウソみたいな今時の地獄めぐり。
国指定名勝・血の池地獄は煮えたぎる赤色粘土で噴気までが赤い色。
ちょっと高い所に行って上から撮影。
最後の7か所目は国指定名勝・竜巻地獄。
地獄と言ってるが間欠泉で、一定の間隔で熱湯と奮起を噴出するので、噴出するまで待つしかなかった。
駅へ戻るバスの時刻が迫ってきたギリギリセーフで間欠泉が噴出し、ラッキー。
2時間くらいで慌てて地獄7か所をまわったけど、何だか観光地化しすぎている感じがしてちょっと……。
大分空港から羽田空港に戻って、重かったリュックを下した。
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別府・鶴見岳

2017-06-12 | 登山ハイキング
九州3か所目の山・鶴見岳は一気登山大会で有名でもある日本300名山のひとつ。
以前由布岳に登った時にいつか登ろうと思っていた山で、でも今回は帰りの飛行機の関係でロープウェイ利用となった。
鶴見岳は阿蘇九重連山の東端にある1375mの山で、別府ロープウェイで10分くらいで一気に鶴見山頂駅へ。
鶴見山頂上権現1の宮。
鶴見岳は古来より霊山として崇められているそうで、山上一帯には多くの神仏が祀られていた。
ミヤマキリシマの花もまた見ちゃった。もうこの3日間で一生分見たかも?
7福神巡りもあったので順に巡ってきた。ウツギの花が満開だった。
山頂駅からの眺望はあいにくと別府湾も九重連山ももやっていた。
樹氷の時期だと素晴らしい展望だろう。


由布岳が良く見えた。
最後に1375mの鶴見岳の山頂到着。
こんなに楽して登っちゃってごめんなさい。
下山してマレーシアでキナバル山の登った時、時期が合わず見れなかったラフレシアの花が見れて感激。
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涌蓋山

2017-06-12 | 登山ハイキング
筋湯温泉には30軒近く旅館やホテルがあるけど、たまたま私が予約した旅館白滝が涌蓋山(わいたさん)登山口まで歩いて5分くらいだった。
涌蓋山は日本300名山のひとつで、山頂からの眺望が素晴らしいことが売り。
しっかりと美味しい朝食を食べて9時過ぎから出発。
笹原の樹林帯を登って高度をかせぐと、眼下に筋湯温泉の湯けむりとその先に2回登ったことがある由布岳。
昨日とは打って変わって歩きやすい道で笹原を抜けたら、ぱーっと視界が開けて遠くに霞んだ涅槃像のような形の阿蘇5岳が見えてきた。
左手には霞んでいるが昨日登った九重連山が。
前方に目指す涌蓋山の双耳峰・雌岳と雄岳が見えてきた。
やがて涌蓋山の雌岳が見えてきてミヤマキリシマも。
雌岳から目指す雄岳が見えて。
雌岳からは最後のガレ場の急登が20分くらいで、1500mの涌蓋山雄岳山頂到着。
今までいろんな山を登ってきたが、たかだか2時間ちょっとの登りでこんなに雄大な展望が広がる山はそうそうない。
冬場に登るとさぞクッキリハッキリ山並みが見える事だろう。
昨日の平治岳のミヤマキリシマのピンク色まで見えて。
フデリンドウの花もたくさん見かけた。
あまりに展望が素晴らしいのでお腹がすいてなかったけど、早めのランチタイムにして展望を楽しんだ。
名残惜しく感じながら山頂を後にしてガレ場の下り。
筋湯温泉まで下りきって約4時間。
高速バスまで時間があったのでまずビールで喉を潤してから、筋湯温泉を散策。
日本一という打たせ湯。
共同浴場の薬師湯や露天の岩ん湯など見て足湯をしたりして、再び長者原まで送ってもらって高速バスにて別府入り。
ホテルは別府湾近くで夕食は海の幸がたくさん出てきて幸せだった。
お刺身が新鮮で美味しかったのは当然で、黒毛和牛の陶板焼き、地鶏鍋、天然ヒラメの薄造り、串揚げ盛合せ、海老真丈のお吸い物、地鶏釜飯、中でも印象的だったのがアワビの海鮮蒸し。
それとコラーゲン入り温泉プリンとメロン。
眺望温泉風呂からの夜景もよかった。
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ミヤマキリシマ咲く九重の山々

2017-06-12 | 登山ハイキング
九重連山は私たちが登った久住・中岳を最高峰に1700m以上が8座、1000m以上が20数座並んでいる山岳地帯だ。
その九重連山を代表する花・ミヤマキリシマが、山々の頂をピンクに染める写真を見て以来、一度見たいものだと。
なんでも今年はミヤマキリシマの当たり年だとTVで放映していたらしい。
早朝食事前に山荘付近を散策。有名な坊がツル賛歌の歌碑。
日付が変わる頃には雨もあがり月が出ていたが、まだすっきりしないお天気の朝。
6時半からの朝食は山では遅い時刻だったから、食べていたのは半分にも満たず。(左はお弁当)
大船(たいせん)山と平治(ひいじ)山がミヤマキリシマで有名な山で、その両方を登る予定で7時過ぎに山荘を出発。
雨こそ降っていなかったがまたまた岩と石のガレ場の登り。
あせびのトンネルの中を歩いていて、伊豆の万二郎岳万三郎岳を歩いた時の馬酔木(あせび)のトンネルを思い出した。
登り切った段原という地点から大船山のピークとミヤマキリシマが見えた。
ミヤマキリシマは思ったより小さい可憐なピンク色。
大船山(1786,2m)へ向かうと往復1時間かかるので登らずに、段原から北大船山へ向かうことに。
北大船山へはミヤマキリシマが両側に咲く細い稜線歩き。
だんだん大船山が遠のいて行く。
1706mの北大船山到着。
これでもかこれでもかとミヤマキリシマが迎えてくれて。
北大船山からは平治岳目指しての急な坂の下りの連続で、木の枝をくぐったり跨いだり障害物競走のような山道だった。
大戸越まで降りたら、目前にどーんと斜面をピンク色に染めた平治岳が。
上り道と下りとが分かれていて、急登を登りだすと一面がピンクのジュータンのような平治岳。
    
登る途中に3mほどの岩場があり細いロープがかかっていて、左手の握力が右手の半分しかない今の私には岩場の登りは大変だった。
ミヤマキリシマの中を登って1642,8mの平治岳山頂到着。
下りてきてからもう一度平治岳の見事なミヤマキリシマを眺めて。
坊がツルを経て山荘までの道もグニュグニュドロドロの下り坂で難儀した。
山荘でランチタイムにして昨日と同じ道を長者原向けて下山。
晴れた日の広々と開放感あふれる坊がツル。
昨日の今日でまだ山道はヌルヌルと滑りやすかったけど、3時間ほどで午後3時半頃登山口まで下山。
途中に咲いていた分かりにくいけどコバイケイソウの花。
筋湯温泉宿の送迎車で楽して宿入り。
筋に効くという筋湯温泉は2回目。温泉後の夕食は格別だった。
前菜、先附、馬のたたき、豊後牛の焼肉、アユの塩焼き、山芋の茶わん蒸し、里芋饅頭という温物、長茄子の揚げ出し、山菜炊き込みご飯、デザートと食べ切れないほどだった。
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九重連山・法華院温泉山荘

2017-06-12 | 登山ハイキング
ちょうど相棒と九州入りした6日はあいにくと九州の梅雨入りと重なった。
法事やお墓参りのたびにリュックしょって帰省していて、妹にどっちがメインだか?ってヒンシュクをかっているが、
今回もお墓参りと来月101歳になる主人の母のお見舞いを兼ねて。
雨の中両家のお墓参りをした翌日、雨の中大分県・九重連山のミヤマキリシマを見る為に佐賀を出発。
以前久住登山の折、今度はミヤマキリシマを見に来たいと思っていたのだった。
10数年前に久住山・中岳に登った時はあった路線バスが廃止になっていて、豊後中村駅から九重町のコミュニティバスに乗って久住登山口の長者原へ。
懐かしの長者原は土砂降り状態だった。
上下レインウエアで今宵の宿・法華院温泉山荘目指して出発したのはお昼近くだった。
山道には滝のように水が流れていて、歩き出しの自然研究路の木道の滑ること。
ぐにゅぐにゅ、ドロドロの山道を登ったり下ったりして、樹林帯を抜けた雨が池越に到着した頃には風雨が強くなって、立っていられないくらいだった。
大岩や石だらけの歩きにくい道で雨風をもろに受け、7キロのリュックが重かった。
再び樹林帯に入って今度はずっとグニュドロの下り坂が続いたが、ちらほらと灰色の世界にピンクのミヤマキリシマの花が見られるようになった。
久々に見たギンリョウソウ。

そしてぱーっと視界が開けたところが坊がツルで、遠くに法華院温泉山荘のバンガローや山荘が見えてきた。
雨と強風の中歩くこと4時間(途中雨の中立ってのランチ)で着いた山荘は、ずぶ濡れの登山客で受け付けは混雑。
乾燥室も濡れたレインウエア、スパッツ、登山靴などがびっしりと並んでいて、私たちの濡れものをかける場所などない状態。
聞けば宿泊客は140人くらいだとか。
私たちは予約開始すぐに電話してたので、特別室なる個室(9500円)8畳間に干すことができたけど。
平日の雨でこんな混み状態だから、週末の晴れた日はどれだけ混むことか……。
幸い1回目の夕食の人が食堂にいる間に温泉に入れて混まずにゆっくりと温泉が楽しめた。
九州で最高地点にある温泉だそうだ。
美味しかった温泉あがりのビールと夕食。

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