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スクールソーシャルワーカー

2007-05-28 21:58:21 | 群馬Today
 5月26日の上毛新聞によると、「県教委は社会福祉に通じたスクールソーシャルワーカー(SSW)の学校配置に乗り出す。」
 SSWとは、「家庭や地域など、子供を取り巻くあらゆる環境を考慮に入れた相談や支援を行うために学校に配置される」もので、「子供の心に焦点を当てるスクールカウンセラーとは役割が異なり、福祉的なアプローチが中心になる」ものだそうです。
 SSWの配置を検討したのは、「いじめや非行、学校での問題行動などの背景には、親の虐待や貧困などの家庭の問題が関係しているケースが多いため」とのこと。

学校がどこまで”家庭”に介入するのか?
・専門家を雇うとなればそれなりの経費がかかるのでは?(教員のOBを雇う?→福祉の・専門家とは言えないのではか。)
・児童・生徒の心のケアをするスクールカウンセラーとどこが違うのか。
 家庭の福祉の問題は教育か???
まだまだ検討課題が多いと思います。

 実際、SSWがどのような人で、どのような専門知識をもち、具体的にどのような活動をできる人なのかのイメージがわきません。
 確かに、学校に福祉のプロが配置されることは悪いことではないと思います。(学校にいろいろな目が入るということが重要だと考えるからです)しかし、適切な人が配置されないとかけ声倒れになってしまう懸念があります。さらには、教師との連携がうまくいかなければ、かえって教育現場に混乱をもたらすだけになってしまうかもしれません。
 新聞の解説にもあるように、どのように的確な人材を養成するかが一番の課題だと思います。 

 個人的には、優秀なスクールカウンセラーをもっと中学・高校に充実させる方が先のような気がしますが・・・。


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